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○死を視ること帰するが如ししをみることきするがごとし🔗⭐🔉
○死を視ること帰するが如ししをみることきするがごとし
[大戴礼曾子制言上]死ぬことを自分の家に帰ることのように考える。従容しょうようとして死を恐れないことにいう。
⇒し【死】
しん【心】
①しんぞう。
②㋐こころ。精神。
㋑心のおくそこ。「―から好き」
③(「芯」と通用)物のまん中。
㋐物の中央の(固い)部分。「―のある飯」
㋑かなめ。根本。本性。「―が強い」
㋒形を保ち整えるために衿・帯などに入れる布。
㋓華道で、中心となる役枝やくえだの称。真。
④心打しんうちの略。
⑤〔天〕二十八宿の一つ。心宿。なかごぼし。商星。
⑥仲間。浮世風呂前「おいらも―に入ねへナ」
⇒心が疲れる
しん【申】
十二支の第9。さる。
しん【伸】
申すこと。述べること。「追―」
しん【芯】
(→)「心しん」3に同じ。
しん【臣】
(呉音はジン)君主に対していう自称。平家物語7「―等が曩祖のうそを思へば」
しん【身】
肉体。からだ。み。狂言、布施無経ふせないきょう「―はこの身、命はいのち、財はたからと書いた文字でござる」
しん【辛】
十干じっかんの第8。かのと。
しん【辰】
十二支の第5。たつ。
しん【参】
二十八宿の一つ。西方の宿で、中央に3個の星が並列して犂からすきのように見える。からすきぼし。→さん(参)
しん【信】
①欺かないこと。言をたがえないこと。まこと。
②思い込み疑わないこと。「―をおく」
③宗教に帰依きえすること。徒然草「ゆゆしく―おこしたり」
④伝達のための手段。たより。合図。また、手紙などを数える語。「第2―」
⑤信濃国しなののくにの略。
⇒信あれば徳あり
⇒信は荘厳より起こる
⇒信を置く
⇒信を問う
⇒信をなす
しん【神】
(呉音はジン)
①人間を超越し、天地を支配する宗教的存在。かみ。
②肉体に宿る心の働き。こころ。たましい。宇治拾遺物語2「鬼に―とられたるやうにて」
③神道の略。
④神戸こうべの略。
⇒神に入る
しん【宸】
天子の居所。また、天子に関する事柄につける語。「―筆」
しん【晋】
①中国古代、春秋時代の十二諸侯の一つ。姫姓。周の成王の弟叔虞の後裔という。都は絳こう(現、山西省侯馬市)。文公に至って楚を破り周を助けて国力大いに振るい、領土は河北の南部、河南の北部に及んだ。前403年、韓・魏・趙(三晋)の独立により名目的な存在となった。
晋(歴代世系)
②中国、三国の魏に代わって、その権臣司馬炎が建てた王朝。都は洛陽。280年呉を滅ぼして天下を統一。のち、五胡の乱のため、316年、4世で滅亡(西晋)。翌年皇族司馬睿(元帝)が建康(南京)に再興したが、混乱がつづき、ついに将軍劉裕によって滅ぼされた(東晋)。(265〜420)
③(→)後晋に同じ。(936〜946)
④中国山西省の別称。
しん【疹】
皮膚に生ずる小さなふきでもの。
しん【真】
①うそ・いつわりのないこと。まこと。ほんとう。ほんもの。↔偽。
②楷書の別称。大鏡伊尹「楽府をうるはしく―に書き」
③真打しんうちの略。
④「真の漆」の略。日葡辞書「シンニヌル」
⑤(→)心しん3㋓に同じ。
⇒真に迫る
⇒真を保つ
しん【秦】
①中国古代、春秋戦国時代の大国。始祖非子の時、周の孝王に秦(甘粛)を与えられ、前771年、襄公の時、初めて諸侯に列せられ、秦王政(始皇帝)に至って六国を滅ぼして天下を統一(前221年)。中国史上最初の中央集権国家。3世16年で漢の高祖に滅ぼされた。( 〜前206)
②中国、五胡十六国の西秦・前秦・後秦。
③中国陝西省の別称。
しん【清】
中国の王朝の一つ。女直じょちょく族のヌルハチが、1616年帝位(太祖)について国号を後金と称し、瀋陽に都した。その子太宗は36年国号を清と改め、孫の世祖の時に中国に入って北京を都とした。康
・雍正・乾隆3帝の頃全盛。辛亥革命によって12世で滅亡。(1616〜1912)
清(歴代世系)
しん【紳】
古く中国で、礼服着用の際に腰で結び、その余りを垂らして飾りとした幅の広い帯。おおおび。
⇒紳に書す
しん【進】
「判官じょう」参照。
しん【軫】
①車の床縛とこしばりの上の横木。
②七弦琴の糸巻のこと。
③二十八宿の一つ。南東方の星座。軫宿。みつかけぼし。
しん【寝】
ねること。横になること。ねどこ。「―につく」
しん【新】
①あたらしいこと。あたらしくすること。「―発売」
②今年のあらたな収穫・製造。
③新銀しんぎんの略。享保銀。浄瑠璃、女殺油地獄「―でたつた弐百匁ばかり」
④新暦の略。「―正月」
↔旧
しん【新】
中国の王朝の一つ。前漢末、新都侯王莽おうもうが簒奪して建て、漢復興をめざす反乱によって滅ぼされた。(8〜23)
しん【審】
①裁判。「再―」
②審判員の略。「主―」
しん【箴】
漢文文体の一つ。箴言を記した韻文。
しん【震】
八卦はっけの一つ。☳で表す。陰気が充塞した所に一陽発生してようやく活動しようとするかたち。雷にかたどる。方位では東に配する。
しん【親】
①父母。おや。
②㋐自らすること。「―展」
㋑特に、天皇が自らすること。「―政」
⇒親は泣き寄り他人は食い寄り
しん【鍼】
医療用のはり。
しん【讖】
予言。予言の記録。未来記。
じん【人】
ひとを人種・国籍・職業などで分類して呼ぶときの称。「日本―」→にん(人)
じん【刃】
(呉音はニン)やいば。はもの。
⇒刃を迎えて解く
じん【仁】
(呉音はニン)
①いつくしみ。思いやり。特に、孔子が提唱した道徳観念。礼にもとづく自己抑制と他者への思いやり。忠と恕の両面をもつ。以来、儒家の道徳思想の中心に据えられ、宋学では仁を天道の発現とみなし、一切の諸徳を統すべる主徳とした。封建時代には、上下の秩序を支える人間の自然的本性とされたが、近代、特に中国では、万人の平等を実現する相互的な倫理とみなされるようになった。
②ひと。人物。「その―なら面識がある」
③〔生〕
㋐(→)核小体に同じ。
㋑種子から種皮を取り去ったなかみ。すなわち、胚および胚乳の総称。にん。
じん【壬】
十干じっかんの第9。みずのえ。
じん【仞】
中国古代の、高さ・深さの単位。8尺・7尺・4尺・5尺6寸など諸説があるが、7尺説が有力。
じん【尽】
月の末日。「3月―」
じん【沈】ヂン
(呉音。漢音はチン)沈香じんこうの略。宇津保物語俊蔭「それが上下のほとりに―を積みて」
じん【陣】ヂン
(「陣」は「陳」の俗字)
①兵士を並べ隊伍を整えること。また、その隊列。「鶴翼の―」「―立て」
②軍勢の集まり居る所。
③いくさ。合戦。「大坂夏の―」
④禁中の衛士えじの詰所。また、そこに詰めている人。枕草子8「―のゐねば」。大鏡師尹「―に左大臣殿の御車や御前どものあるを」
⑤(→)「陣の座」に同じ。
⑥衆僧の出入り口。徒然草「―の外まで僧都みえず」
⑦一群の集団。人々。「報道―」
⇒陣を取る
じん【尋】
両手を広げた長さ。長さの単位。古代中国では8尺。日本では5尺、または6尺。ひろ。太平記37「手に一―の杖を支へ」
じん【腎】
(→)腎臓に同じ。
じん【塵】ヂン
①〔仏〕煩悩ぼんのう。
②数の単位。1の10億分の1。
ジン【gin】
トウモロコシ・大麦・ライ麦を原料とし、杜松ねずの実で香味をつけた蒸留酒。
ジン【jinn アラビア】
アラビア半島で古くから信じられる霊的生物。イスラムでも認められている。通常は不可視だが、人間や動物、魔物の姿もとるとされる。精霊。幽精。
しん‐あい【信愛】
①信用してかわいがること。
②信仰と愛。
しん‐あい【深愛】
深く愛すること。
しん‐あい【親愛】
親しみ愛すること。人に親しさを感じ、愛情をいだいていること。「―の情」「―なる諸君」
じん‐あい【仁愛】
めぐみいつくしむこと。いつくしみ。思いやり。なさけ。「―の心」
じん‐あい【塵埃】ヂン‥
①ちりやほこり。ごみ。
②よごれて、わずらわしいもの。俗世間。俗事。「―を逃れる」



広辞苑 ページ 10107 での【○死を視ること帰するが如し】単語。