複数辞典一括検索+

しん‐し【進士】🔗🔉

しん‐し進士】 (シンジとも) ①中国で、隋・唐代、科挙の科目の一つ。文学を主とする科目。後にその合格者をもいう。宋以後は郷試・会試(省試)・殿試の三段階すべてに合格したものをいい、仕官の登竜門であった。→科挙。 ②律令制で、大学から推薦された学生に式部省が課した時務策じむさくおよび文選もんぜん・爾雅じがについての試験。平安時代には詩賦の作成を課した。 ③平安時代、文章生もんじょうしょう(進士2の合格者)の異称。

広辞苑 ページ 10195 での進士単語。