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○心頭を滅却すれば火もまた涼ししんとうをめっきゃくすればひもまたすずし🔗🔉

○心頭を滅却すれば火もまた涼ししんとうをめっきゃくすればひもまたすずし (織田勢に武田が攻め滅ぼされた時、禅僧快川が、火をかけられた甲斐の恵林寺山門上で、端坐焼死しようとする際に発した偈と伝える。また、唐の杜荀鶴の「夏日題悟空上人院」の詩中に同意の句がある)無念無想の境地に至れば火さえ涼しく感じられる。どんな苦難に遇っても、心の持ちようで苦痛を感じないでいられる、の意。 ⇒しん‐とう【心頭】 しんど‐かいきゅう震度階級‥キフ 地震動の強さを表す階級。気象庁が定めた震度階級では、震度0から7までを10階級に分ける。人が感じたり見たりしたことに基づいていたが、現在は震度計の計測値に基づいて決められる。 気象庁震度階級関連解説表(一部) ⇒しん‐ど【震度】 しん‐どき (「しん」は仲間の意)仲間から除外すること。浮世風呂4「あの小娘は―にするがいい」 しん‐とく神徳】 神の功徳。神の威徳。 しん‐どく心読】 心で読むこと。 しんどく身毒】 中国の「史記」に見えるインドの呼称。Sindhu(インダス川およびその流域の古称)の音写で、申毒・新陶・辛頭・信度・信図・身度などとも表記。 しん‐どく真読】 経典の文句を省略せずに全部読むこと。↔転読 しん‐どく慎独】 [大学「君子は必ず其の独りを慎む也」・中庸「君子慎其独也」]自分ひとりで、他人のいない所でも、身を慎むこと。また、常に自己の心中に注意して雑念の起こらないようにすること。 じん‐とく人徳】 その人に自然に備わっている徳。にんとく。「―のある人」 じん‐とく仁徳】 仁愛の徳。なさけぶかい徳。にんとく。「―をほどこす」 じん‐とく仁篤】 なさけぶかくねんごろなこと。 しんとく‐いん慎徳院‥ヰン 徳川家慶の諡号しごうしん‐とくしゅう真徳秀‥シウ 南宋の政治家・儒者。字は景元、号は西山、諡おくりなは文忠。福建浦城の人。官は参知政事に至る。朱子学の体制教学化に貢献。著「大学衍義」「心経」など。(1178〜1235) しん‐とくせん沈徳潜】 清の詩人。江蘇長洲(蘇州)の人。字は確士、号は帰愚。晩年、内閣学士・礼部侍郎、太子太傅を加えられた。乾隆時代の詩壇の重鎮で、格調説を唱えて袁枚えんばいと対した。「古詩源」「唐詩別裁集」「唐宋八大家文読本」など歴代の詩文に関する著が多い。(1673〜1769) しんとく‐どう振徳堂‥ダウ 日向飫肥おび藩(現、宮崎県日南市)の藩校。1831年(天保2)設立。 しんとくまるしんとく丸】 説経浄瑠璃。また、その主人公。正本は1648年(正保5)刊。→俊徳丸 しんど‐はさい‐き心土破砕機】 心土を切削して亀裂を入れ、透水性をよくする農業機械。サブソイラー。 ⇒しん‐ど【心土】 シンドバッドSindbād】 (インダス川下流の地域名Sind アラビアと都市の意のābād ペルシアとの合成語か)「アラビアン‐ナイト」中の航海談の主人公。バグダードの豪商として、7度に及ぶ航海でのさまざまな冒険を語る。船乗りシンドバッド。 しん‐トマスせつ新トマス説】 〔宗〕(→)ネオ‐トミズムに同じ。 しんとみ‐ざ新富座】 歌舞伎劇場。1872年(明治5)に猿若町から新富町に移転した守田座(もと森田座)が、75年に改称。12代守田勘弥の活躍で文明開化期に一時代を築く。関東大震災で焼失。 しん‐どめ心止め・芯止め】 植物の成長点を除去すること。一般に農作物・園芸植物で、主軸の芽など、先端を摘みとる作業。必要以上の伸長を止め、適切な開花・結実をうながすため、あるいは整形のために行う。摘心。 しん‐とり芯取り】 ろうそくの芯を切るはさみ。〈日葡辞書〉 しん‐どり後取】 (シリトリの転) ①宮中で、元日より3日間、天皇の屠蘇とそ・白散びゃくさんなどの余りをいただく役。蔵人から大酒の者が選ばれたという。 ②(→)次姫じひめに同じ。 ③「鼻取はなどり参照。 じん‐とり陣取りヂン‥ 児童遊戯の一つ。二組に分かれ互いに定めた陣地を攻めて奪い合うもの。 しん‐とりそ新鳥蘇】 雅楽の高麗楽こまがく、高麗壱越調こまいちこつちょうの舞楽曲。↔古鳥蘇 じん‐ど・る陣取るヂン‥ 〔自五〕 ①陣を構えてそれに拠る。陣を取る。「対岸に―・る」 ②ある場所を占有する。「最前列に―・る」 シンドロームsyndrome(→)症候群しん‐な親和‥ワ ⇒しんわ シンナーthinner】 塗料の粘度を下げるために加える揮発性の混合溶剤。芳香族炭化水素(トルエンなど)・アルコール類・酢酸エステル類などを配合する。中枢神経麻痺作用があり、吸引によって酩酊めいてい状態となるが、依存性があり、常習すると中毒性精神病となる。1972年から使用が規制されている。 ジンナーMuḥammad Alī Jinnāh】 パキスタン建国の父。1916年、ムスリム連盟議長。初代のパキスタン総督。尊称はカーエデアーザム(偉大な指導者)。(1876〜1948) カラチ ジンナーの墓 撮影:小松義夫 しん‐ない心内】 心の中。内心。 しんない新内】 新内節の略。 ⇒しんない‐ながし【新内流し】 ⇒しんない‐ぶし【新内節】 じん‐ない陣内ヂン‥ 陣屋のうち。 しんない‐おん唇内音】 〔言〕「三内音さんないおん参照。 しんない‐ながし新内流し】 新内節を語って町を流して歩くこと。また、その人。〈[季]夏〉 ⇒しんない【新内】 しんない‐ぶし新内節】 浄瑠璃の一流派。遠祖は宮古路豊後掾ぶんごのじょう門下の富士松薩摩掾さつまのじょう(1686〜1757)。鶴賀若狭掾わかさのじょうが中興の祖で、この流儀(当時は鶴賀節)の基礎を固めた。2世鶴賀新内( 〜1810)が美声で評判を高めて以来「新内節」の呼称が定着し、富士松・鶴賀をはじめとする同系統の諸派を包括した流名となる。心中道行物を主とし人情の機微を語る。 ⇒しんない【新内】 しん‐ないまくえん心内膜炎】 心臓の内膜、特に弁膜の炎症。細菌(連鎖球菌・ブドウ球菌など)の感染によるものと、リウマチ・膠原こうげん病などによるものとがある。前者は弁膜の破壊・感染性血栓を生じ、血行を介して敗血症、諸臓器の感染病巣を伴う。後者は急性期にはおおむね無症状であるが弁膜の変形を後に遺のこし心臓弁膜症を招く。 しん‐なし心無し】 しんを入れないもの。内部の空虚なもの。 ⇒しんなし‐けんさくばん【心無し研削盤】 しんなし‐けんさくばん心無し研削盤】 丸棒を円形に研削仕上げする機械。センターやチャックを用いず、所要直径の間隔に並置した研削砥石車に加工物を送り、所要直径に研削する装置になっているもの。 ⇒しん‐なし【心無し】 しんな‐ぞめ親和染】 江戸中期に行われた文様染の一種。三井親和の篆書てんしょの筆跡を模様として染め出したもの。 しんなり 軟らかくしなやかなさま。たおやかなさま。「熱湯を通して―させたキャベツ」「―ともたれかかる」 ⇒しんなり‐づよ・い【しんなり強い】 しんなり‐づよ・いしんなり強い】 〔形〕 しなやかで強い。ねばりづよい。 ⇒しんなり しん‐なんぴん沈南蘋】 清代の画家。名は詮、字は衡之。浙江呉興の人。色彩あざやかな写実的花鳥画に巧みで、1731年(享保16)長崎に渡来して在住2年、熊斐ゆうひらが師事し、日本の花鳥画に大きな影響を与えた。生没年不詳。→南蘋派 しんなんよう新南陽‥ヤウ 山口県南部の旧市名。→周南 しん‐に心耳】 (ニは呉音)心中にあるとされた耳。また、心で聞くこと。心。 しん‐に瞋恚】 シンイの連声。謡曲、一角仙人「竜王は―の甲冑を帯し」 しん‐に真に】 〔副〕 まことに。ほんとうに。「―平和を願う」

広辞苑 ページ 10286 での○心頭を滅却すれば火もまた涼し単語。