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すっ‐ぱ【透波・素っ破】🔗🔉

すっ‐ぱ透波・素っ破】 ①戦国大名が野武士・強盗などの中から召し出して、間諜または軍隊の先導などを勤めさせたもの。乱波らっぱ。間者。忍びの者。甲陽軍鑑9「―共は又敵地へ罷越候へと」 ②盗賊。すり。かたり。狂言、真奪しんばい「おのれこそ―なれ」 ③うわきな人。ふまじめな人。浄瑠璃、本朝廿四孝「男たらしの―より、可愛らしいのはこの三橋」 ④人をだますこと。うそ。洒落本、秘事真告ひじまつげ「おぼこな顔をしてといふ様な―はすくなし」 ⇒すっぱ‐ぬき【素っ破抜き】 ⇒すっぱ‐ぬ・く【素っ破抜く】 ⇒すっぱ‐の‐かわ【透波の皮】

広辞苑 ページ 10617 での透波単語。