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○酢でさいて飲むすでさいてのむ🔗⭐🔉
○酢でさいて飲むすでさいてのむ
手ひどく悪口を言ったり、欠点をあばきたてたりすることのたとえ。「酢にさいて飲む」とも。浄瑠璃、卯月潤色「女夫の衆が此の今を―やうに言ひたいがいに言ひこめて」
⇒す【酢・醋・酸】
すて‐さかずき【捨て杯】‥サカヅキ
酒宴の終りなどに返杯を期待しないでさす杯。また、酒席で、誰のものともなく捨ておかれた杯。懐硯「―を取り上げ」
すて‐さ・る【捨て去る】
〔他五〕
物事を思い切りよく捨てて、それから離れる。「妻子を―・り出家する」「肩書を―・る」
すて‐さんぼう【捨て三宝】
物を粗末に扱うこと。なげやりさんぼう。
すてじょ【捨女】‥ヂヨ
江戸前期の俳人。本名、田でんステ。出家後、貞閑尼。丹波の人。6歳の時「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」とよんで人を驚かせたという。園女そのめ・智月・秋色女と共に元禄の四俳女。(1633〜1698)
すて‐じろ【捨城】
守兵のない空城。
すて‐ずきん【捨頭巾】‥ヅ‥
春になって不用になった防寒用の頭巾。〈[季]春〉
すて‐ぜりふ【捨て台詞】
①俳優が、脚本には書いてないが、その場の雰囲気を生かすため、とっさに言う短いせりふ。
②立ち去る時に言い放って、相手の返事などを求めない言葉。すてことば。特に、相手をおどしたり軽蔑したりする時に放つ。浮世風呂2「さやうならと―にて風呂へいる」。「―を残す」
すて‐そ【捨訴】
江戸時代、訴状を評定所などの役所もしくは老中以下の門前などにひそかに置くこと。また、その訴状。捨訴状。すてぶみ。
すて‐だいこ【捨太鼓】
時の太鼓を打ち鳴らす前に、まず注意を与えるため、定数のほかに打ち鳴らした太鼓の音。時の数には加えない。→捨て鐘
広辞苑 ページ 10626 での【○酢でさいて飲む】単語。