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す‐はま【洲浜】🔗🔉

す‐はま洲浜】 ①洲が大きくなり、海岸線に曲線的な出入りのある浜辺。 ②洲浜の形にかたどった台。これに岩木・花鳥・瑞祥のものなど、種々の景物を設けたもの。もと、饗宴の飾り物としたが、のち正月の蓬莱、婚姻儀式の島台として肴を盛るのに用いた。洲浜台。落窪物語3「島に木共多く植ゑて、―いとをかし」 洲浜 ③洲浜形の略。 ④棹物菓子の名。弘安(1278〜1288)年間、京都の松寿軒創製。水飴・大豆粉・白砂糖などで製し、3本の竹を用いて横断面を洲浜形にし、小口切にしたもの。すあま。 ⑤紋所の名。洲浜形のもの。洲浜・違ちがい洲浜・割洲浜・洲浜木瓜もっこう・花洲浜など種々ある。 洲浜 ⇒すはま‐おにがわら【洲浜鬼瓦】 ⇒すはま‐がた【洲浜形】 ⇒すはま‐ざ【洲浜座】 ⇒すはま‐そう【洲浜草】 ⇒すはま‐だい【洲浜台】

広辞苑 ページ 10668 での洲浜単語。