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せき‐てん【釈奠】🔗🔉

せき‐てん釈奠】 (シャクテン・サクテンとも)[礼記王制]孔子を祀る典礼。犠牲・蔬菜を供え、爵を薦めて祭る意。2月・8月の上の丁ひのとの日に行う。古代中国では先聖先師の祭礼の総称。後漢以後、孔子とその門人を祀る大典の特称となった。日本では、大宝元年(701)2月丁巳に行われたのが最初。室町時代に廃絶、のち江戸幕府・諸藩が再興、東京都湯島や佐賀県多久の聖堂、沖縄県那覇の孔子廟では今も続けられている。おきまつり。〈[季]春〉

広辞苑 ページ 11010 での釈奠単語。