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せつわ‐ぶんがく【説話文学】🔗🔉

せつわ‐ぶんがく説話文学】 神話・伝説・童話などの説話を素材とし、文学的な内容や形態をそなえたものの総称。広義には上代の叙事文学などを含めていうが、多くは説話を蒐集した今昔物語集・宝物集の類や御伽草子のような、平安末期から鎌倉・室町時代に行われた文学をいう。叙事的・伝奇的・教訓的・寓話的・民衆的な要素をもち、個性に乏しく芸術性も低いが、民衆の意見・嗜好・信仰などを端的に示していて、それなりの文学性が認められる。 ⇒せつ‐わ【説話】 ○節を折るせつをおる 節操を屈して人に従う。 ⇒せつ【節】 ○節を全うするせつをまっとうする 節操を守りとおす。 ⇒せつ【節】

広辞苑 ページ 11122 での説話文学単語。