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○善悪の報は影の形に随うが如しぜんあくのほうはかげのかたちにしたがうがごとし🔗⭐🔉
○善悪の報は影の形に随うが如しぜんあくのほうはかげのかたちにしたがうがごとし
[旧唐書儒学伝、張士衡]行為の善悪に応じて、その報いが必ずやって来ること。
⇒ぜん‐あく【善悪】
ぜんあく‐ふに【善悪不二】
〔仏〕善も悪も仏の平等無差別の立場から見ると別のものではないということ。善悪一如。
⇒ぜん‐あく【善悪】
ぜんあく‐むき【善悪無記】
〔仏〕心の性質の三分類、すなわち善と悪と無記(善でも悪でもないこと)。
⇒ぜん‐あく【善悪】
ぜん‐あらい【膳洗い】‥アラヒ
新潟県で、7月7日の日の出前に、近くの流れで食器を洗うこと。みがきぼん。
ぜん‐あん【禅庵】
禅僧の庵室。禅宗の寺院。
せん‐い【占位】‥ヰ
位置を占めること。
せん‐い【専意】
ある物事に心を集中すること。専心。
せん‐い【船医】
船舶に乗り組んで医務に従事する医師。
せん‐い【戦意】
たたかおうとする意気込み。「―を喪失する」「―の高揚をはかる」
せん‐い【僭位】‥ヰ
身分を越えて君主の位につくこと。また、その位。
せん‐い【線維】‥ヰ
「繊維2」参照。
せん‐い【遷移】
①うつりかわること。
②〔生〕一定の土地の植物群落が時間の経過に伴って不可逆的に変わって行く現象。草原であった土地がやがては森林となる類。最終的に安定する状態を極相という。
③〔理〕量子力学において、ある系の状態が、一つの定常状態から他の定常状態に、ある確率をもって移ること。
⇒せんい‐げんそ【遷移元素】
⇒せんい‐じょうたい【遷移状態】
⇒せんい‐そう【遷移層】
せん‐い【繊維】‥ヰ
①一般に、細い糸状の物質。多くは、織物や紙などの原料となる。
②生物体を組織する構造のうち、細い糸状のもの。特に医学では「線維」と書くことが多い。靱皮線維・神経線維など。ファイバー。
⇒せんい‐きょうか‐プラスチック【繊維強化プラスチック】
⇒せんい‐こうぎょう【繊維工業】
⇒せんい‐さいぼう【繊維細胞】
⇒せんい‐さくもつ【繊維作物】
⇒せんい‐しゅ【繊維腫】
⇒せんい‐せいひん【繊維製品】
⇒せんい‐そ【繊維素】
⇒せんいそ‐げん【繊維素原】
⇒せんい‐そしき【繊維組織】
⇒せんい‐ばん【繊維板】
せん‐い【鮮衣】
あざやかに美しい衣服。鮮服。
ぜん‐い【善意】
①善良な心。
②他人のためを思う心。好意。また、他人の行為などを好意的に見ようとする心。「―に解釈する」
③〔法〕ある事実を知らないこと。↔悪意。
⇒ぜんい‐しゅとく【善意取得】
⇒ぜんい‐の‐だいさんしゃ【善意の第三者】
ぜん‐い【禅位】‥ヰ
天子が位を譲ること。
せん‐いき【戦域】‥ヰキ
戦闘の区域。
⇒せんいき‐かく【戦域核】
ぜん‐いき【全域】‥ヰキ
ある地域または分野の、全体。
せんいき‐かく【戦域核】‥ヰキ‥
戦域で用いられる核兵器で、射程が戦略核と戦術核との中間のもの。中距離核ミサイルなど。
⇒せん‐いき【戦域】
せんい‐きょうか‐プラスチック【繊維強化プラスチック】‥ヰキヤウクワ‥
(→)FRPに同じ。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐げんそ【遷移元素】
原子の電子配置に基づく元素の分類の一種。周期表の3族から11族(12族を含めることもある)までのすべての元素。いずれも金属元素。各族の縦の類似はあまり著しくなく、横の類似が目立つ。↔典型元素。→周期表(表)。
⇒せん‐い【遷移】
せんい‐こうぎょう【繊維工業】‥ヰ‥ゲフ
生糸・人絹・綿糸・毛糸・麻糸・化学繊維などの精製(または合成)、紡績および織物工業の総称。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐さいぼう【繊維細胞】‥ヰ‥バウ
①植物の厚壁細胞の一つで、両端が非常に細長く尖り細胞壁の厚いものをいう。繊維ともいう。
②繊維性結合組織の成分をなす細胞。繊維芽細胞。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐さくもつ【繊維作物】‥ヰ‥
織物・紙・綱などの原料繊維を得るために栽培する植物。ワタ・アサ・アマ・カラムシ・コウゾ・ミツマタ・イの類。
⇒せん‐い【繊維】
ぜん‐いしき【前意識】
意識と無意識の間にあって、現に意識されてはいないが、意識化が可能な心の領域。精神分析の用語。→無意識→下意識
せんい‐しゅ【繊維腫】
結合組織繊維(膠原こうげん線維)の良性腫瘍。硬度により軟性・硬性に分ける。皮膚・皮下・骨膜・筋膜・口腔・卵巣などに見られる。線維腫。
⇒せん‐い【繊維】
ぜんい‐しゅとく【善意取得】
〔法〕(→)即時取得に同じ。
⇒ぜん‐い【善意】
せんい‐じょうたい【遷移状態】‥ジヤウ‥
化学反応の遷移過程において、系の化学ポテンシャルが最大になる状態。
⇒せん‐い【遷移】
せんい‐せいひん【繊維製品】‥ヰ‥
繊維を原料として製造した品。普通、衣料品をいう。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐そ【繊維素】‥ヰ‥
①(→)セルロースのこと。
②(→)フィブリンのこと。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐そう【遷移層】
地球内部のマントルで深さ410〜660キロメートルの層。地震波速度や密度が大きく増加するところで、これより浅い方を上部マントル、深い方を下部マントルとする。
⇒せん‐い【遷移】
せんいそ‐げん【繊維素原】‥ヰ‥
(→)フィブリノゲンのこと。
⇒せん‐い【繊維】
せんい‐そしき【繊維組織】‥ヰ‥
繊維細胞から成る組織。
⇒せん‐い【繊維】
せん‐いち【専一】
⇒せんいつ。平家物語10「弥平兵衛宗清といふ侍あり。相伝―の者なりけるが」
せんいちやものがたり【千一夜物語】
(→)「アラビアン‐ナイト」に同じ。
せん‐いつ【専一】
(センイチとも)
①もっぱらそれに打ちこんで、他を顧みないこと。〈色葉字類抄〉。「御自愛―に」
②第一。随一。太平記2「御帰依の高僧両三人流罪に処せらるることも、武臣悪行の―と言ひつべし」
ぜん‐いつ【全一】
完全に統一していること。一体であるさま。
ぜんい‐の‐だいさんしゃ【善意の第三者】
〔法〕ある法律関係の当事者間に存在する特定の事情を知らない第三者。
⇒ぜん‐い【善意】
せんい‐ばん【繊維板】‥ヰ‥
木材・竹などの植物繊維を原料として圧縮成形した板。軟質のものは主に吸音・断熱材として、硬質のものは内装や家具に用いる。ファイバー‐ボード。
⇒せん‐い【繊維】
せん‐いん【仙院】‥ヰン
①太上天皇の御所。また、太上天皇。仙洞。太平記2「まさしき―の連枝にてござあれば」
②女院にょういんの異称。平家物語6「国母―ともあふがれなんず」
せん‐いん【先院】‥ヰン
さきの上皇または法皇。保元物語「―御在世の間なりしかば」
せん‐いん【船員】‥ヰン
船舶の乗組員、すなわち船長・海員・予備員の総称。
⇒せんいん‐てちょう【船員手帳】
⇒せんいん‐ほう【船員法】
⇒せんいん‐ほけん【船員保険】
⇒せんいん‐ろうどういいんかい【船員労働委員会】
ぜん‐いん【全員】‥ヰン
ある集団を作っているすべての人。総員。「―集合」
ぜん‐いん【全院】‥ヰン
その院の全体。
ぜん‐いん【前因】
〔仏〕前世の因縁。
ぜん‐いん【善因】
〔仏〕よい果報をもたらす因2㋐としてのよい行い。↔悪因。
⇒ぜんいん‐ぜんか【善因善果】
ぜん‐いん【禅院】‥ヰン
禅宗の寺院。禅寺。
ぜんいん‐ぜんか【善因善果】‥クワ
〔仏〕善い行いには安楽な果報があるということ。善因楽果。↔悪因悪果
⇒ぜん‐いん【善因】
せんいん‐てちょう【船員手帳】‥ヰン‥チヤウ
船員の身分を証明する監督官庁が発行する手帳。本人の氏名・履歴・乗組船舶・雇用契約内容・写真・本籍地・生年月日などを記載し、海外では旅券と同様の効力をもつ。
⇒せん‐いん【船員】
せんいん‐ほう【船員法】‥ヰンハフ
船員労働の特異性にかんがみて制定された法律。船長の職務権限、海員の規律、船員労働の保護など労働基準法と異なる特則を規定。1947年制定。
⇒せん‐いん【船員】
せんいん‐ほけん【船員保険】‥ヰン‥
船員または船員であった者の、疾病しっぺい・負傷・失業、職務上の災害、および船員の被扶養者の疾病・負傷に関し保険給付を行う社会保険。1940年より実施。
⇒せん‐いん【船員】
せんいん‐ろうどういいんかい【船員労働委員会】‥ヰンラウ‥ヰヰンクワイ
船員の労働関係に関する労働委員会。船員中央労働委員会と船員地方労働委員会とがあり、それぞれ一般の場合の中央労働委員会・都道府県労働委員会に相当する。いずれも運輸省の外局。→労働委員会
⇒せん‐いん【船員】
ぜんう【単于】
匈奴きょうどの君主の称号。
⇒ぜんう‐とごふ【単于都護府】
ぜんう‐とごふ【単于都護府】
唐朝の六都護府の一つ。内モンゴルに遊牧する突厥とっけつなどの諸部を統轄する機関。650年、高宗の時に帰化城(フフホト)付近に設置。
⇒ぜんう【単于】
せん‐ウラン‐こう【閃ウラン鉱】‥クワウ
(uraninite)酸化ウランを主成分とし、鉛・トリウム・希土類などを含む鉱物。等軸晶系、正八面体または正六面体などの結晶。塊状で結晶度の低いものをピッチ‐ブレンドという。放射性をもち、ウラン・ラジウムの原料鉱石。カナダ・コンゴ・アメリカなどに産出する。
せん‐うん【船暈】
船酔い。
せん‐うん【戦雲】
戦いが始まろうとして殺気の満ちたありさま。暗雲が空をおおうことにたとえていう。
ぜん‐え【染衣】
墨染めの衣。法衣。太平記27「剃髪―の姿に帰し給ひしこと」
ぜん‐え【禅衣】
①禅僧の着る衣。
②笈摺おいずりをいう。
せん‐えい【先塋】
祖先の墓地。
せん‐えい【尖鋭・先鋭】
①先がとがっていること。
②意気が盛んで急進的なこと。主に政治上の思想または行動についていう。「―な理論」
⇒せんえい‐か【尖鋭化】
⇒せんえい‐ぶんし【尖鋭分子】
せん‐えい【閃影】
ひらめくかげ。
せん‐えい【船影】
視野に捉えた船の姿。ふなかげ。
せん‐えい【繊翳】
すこしのくもり。ちょっとしたかげ。
せん‐えい【鮮鋭】
細かな微妙なところまであざやかに写しとったり、再現したりするさま。「―な画面」
ぜん‐えい【前衛】‥ヱイ
①前方の護衛。
②行軍の際、本隊の前方にあって進路上の障害を排除し、また、捜索をして本隊戦闘の初動を有利にするなどの任務を帯びる部隊。
③テニス・バレーボールなどで、自陣の前方に位置し、攻撃・守備に当たる者。→フォワード。
④芸術運動で、最も先駆的なグループの称。→アバン‐ギャルド。
⑤階級闘争における最も先進的な部隊。「―党」
⇒ぜんえい‐えいが【前衛映画】
⇒ぜんえい‐しょどう【前衛書道】
⇒ぜんえい‐は【前衛派】
ぜんえい‐えいが【前衛映画】‥ヱイ‥グワ
新しい実験的な表現手法を用いて作る映画。アバン‐ギャルド映画。狭義では1920〜30年代のフランスを中心とするヨーロッパで作られた未来派・ダダイスム・シュールレアリスム・ドイツ表現主義などの影響をうけた実験映画群をさす。
⇒ぜん‐えい【前衛】
せんえい‐か【尖鋭化】‥クワ
過激になること。急進的となること。
⇒せん‐えい【尖鋭・先鋭】
ぜんえい‐しょどう【前衛書道】‥ヱイ‥ダウ
純粋に点・線・墨色・余白の美を追求しようとする新しい様式の書道。
⇒ぜん‐えい【前衛】
ぜんえい‐は【前衛派】‥ヱイ‥
アバン‐ギャルドの訳語。
⇒ぜん‐えい【前衛】
せんえい‐ぶんし【尖鋭分子】
ある団体内の急進的または極左的な者などをいう。
⇒せん‐えい【尖鋭・先鋭】
せん‐えき【染液】
染色に用いる液。
せん‐えき【戦役】
たたかい。戦争。役。
せん‐えき【賤役】
いやしい仕事につかわれること。いやしい役務。
せん‐えつ【僭越】‥ヱツ
自分の身分・地位をこえて出過ぎたことをすること。そういう態度。でしゃばり。謙遜の気持でも使う。「―な振舞い」「―ながら申し上げます」
ぜん‐えつ【禅悦】
〔仏〕禅定ぜんじょうに入って心が安楽になること。「―法喜」
せん‐えん【泉塩】
鉱泉から採集して煮詰めた塩類。
せん‐えん【嬋娟】
⇒せんけん
せん‐えん【遷延】
のびのびになること。ながびくこと。また、のびのびにすること。「回答を―する」「―策」
ぜん‐えん【全円】‥ヱン
①円の全体。
②いびつでない完全な円形。
ぜん‐えん【全縁】
〔生〕葉の周辺が滑らかで鋸歯や切込みのないこと。柿の葉など。全辺。
ぜん‐えん【前縁】
①前世の因縁。前因。
②前方のへり。
ぜん‐えん【前燕】
五胡十六国の一つ。西晋の末、鮮卑族の慕容皝ぼようこうが燕王を称して創建。3世で、前秦に滅ぼされた。(337〜370)
せんえん‐の‐めい【澶淵の盟】‥ヱン‥
1004年、黄河畔の澶州で対峙した宋の真宗と遼の聖宗とが、会戦を避けて結んだ講和条約。以後宋・遼間に長く平和が続いた。
せん‐お【染汚】‥ヲ
けがれること。また、けがすこと。
せん‐おう【先王】‥ワウ
⇒せんのう
せん‐おう【専横】‥ワウ
わがままで横暴なふるまい・態度。「―を極める」「―な君主」
せん‐おう【僭王】‥ワウ
身分をこえて帝王の名を称するもの。
ぜん‐おう【全欧】
ヨーロッパ全体。
ぜんおうびょうりょうき【前王廟陵記】‥ワウベウ‥
歴代天皇の陵地を考証した書。松下見林著。2巻。1696年(元禄9)成り、1778年(安永7)刊。
せん‐おく【千億】
1億の1000倍。また、極めて大きい数。
せん‐おん【顫音】
〔音〕トリルの訳語。
ぜん‐おん【全音】
〔音〕(whole tone)二つの半音を含む音のへだたり。長2度に相当する。↔半音。
⇒ぜんおん‐おんかい【全音音階】
ぜんおん‐おんかい【全音音階】
全音だけから成る音階。すなわち1オクターブを六つの全音に等分した音階。ドビュッシーが多用。
⇒ぜん‐おん【全音】
ぜん‐おんかい【全音階】
〔音〕(diatonic scale)オクターブの中に五つの全音と二つの半音を含む音階。半音程の位置により長音階と短音階とに分ける。↔半音階
せん‐おんそく【遷音速】
(transonic)気体の流れとその中にある物体との相対速度がその気体中の音速に近い時の、流れまたは物体の運動。流れの速さは、ある所では音より早く(超音速)、ある所では音より遅い(亜音速)。
せん‐か【仙家】
①仙人の住居。謡曲、木賊「あやまちて―に入りて半日の客たりといへども」
②仙人になる法を説く者。道家。
せん‐か【専科】‥クワ
ある方面だけを特別に学ぶ課程。専攻科。「―に進む」
⇒せんか‐きょういん【専科教員】
せん‐か【泉下】
黄泉こうせんの下。死後の世界。あの世。太平記10「―に恩を報ずる人」
⇒泉下の客と成る
せん‐か【扇架】
(→)「おうぎかけ」に同じ。
せん‐か【閃火】‥クワ
ひらめく火。
せん‐か【船架】
修理する小型船を陸上に引き上げる装置。勾配をつけた軌道の上に台車を載せたもの。小型船の建造にも用いた。引上船架。
せん‐か【戦下】
戦争のさなか。戦時下。
せん‐か【戦火】‥クワ
①戦争による火災。「―に見舞われる」
②戦争。いくさ。「―を交える」
せん‐か【戦果】‥クワ
戦いによって得た成果。「赫々たる―」
せん‐か【戦渦】‥クワ
戦争によって起こる混乱。
せん‐か【戦禍】‥クワ
戦争によるわざわい。戦争の被害。「―をこうむる」
せん‐か【銭価】
銭と銀との比価。中国、清朝の初め、銭1000文が銀1両と定められた。
せん‐か【銭貨・泉貨】‥クワ
ぜに。かね。貨幣。
⇒せんか‐がく【銭貨学】
せん‐か【賤家】
①いやしい人の住家。
②いやしい家柄。
せん‐か【選果】‥クワ
果実の出荷の際、大きさ・外見・熟度など、品質に従う等級に選別すること。
せん‐か【選科】‥クワ
学科目の一部を選択して学習する課程。本科に準ずる課程。「―生」
せん‐か【選歌】
よい歌をえらぶこと。また、その選んだ歌。
⇒せんか‐あわせ【選歌合】
せん‐か【遷化】‥クワ
①うつりかわること。遷移。
②〔仏〕
⇒せんげ
せん‐が【仙娥】
①仙女。
②(仙女嫦娥じょうがが月に昇ったところから)月の異称。
せん‐が【仙駕】
帝王または神仙の乗物。
せん‐が【線画】‥グワ
線だけで描いた画。白描。線描画。
ぜん‐か【全科】‥クワ
全学科または全教科。
ぜん‐か【全家】
一家のこらず。一家中。
ぜん‐か【全課】‥クワ
①全部の課。また、一つの課の全体。
②全部の課目。
ぜん‐か【前科】‥クワ
以前に法を犯して刑罰を受けていること。比喩的に、よくないことやしくじりをした前歴。「―3犯」「遅刻の―がある」
⇒ぜんか‐もの【前科者】
ぜん‐か【善化】‥クワ
善い方に導き感化すること。
ぜん‐か【善果】‥クワ
善行の報い。善い業因による果報。性霊集7「一たびこの偈げを聞けばよく罪業を滅して早く―にのぼる」
ぜん‐か【禅家】
⇒ぜんけ
せんか‐あわせ【選歌合】‥アハセ
歌合うたあわせの一つ。古今の秀歌を選び出して左右につがい合わせるもの。
⇒せん‐か【選歌】
せん‐かい【千悔】‥クワイ
いくどとなく後悔すること。
せん‐かい【仙界】
仙人の住むところ。俗界を離れた清浄なところ。仙境。
せん‐かい【泉界】
死後の世界。あの世。泉下。
せん‐かい【浅海】
①水深の浅い海。
②海の浅い部分。ふつう、水深約200メートルまでを指す。日光が入射して、藻類による光合成が行われる。
⇒せんかい‐せい【浅海成】
⇒せんかい‐せい‐そう【浅海成層】
せん‐かい【旋回】‥クワイ
①ぐるりとまわること。ぐるぐるまわること。また、まわすこと。「大空を―する」
②航空機・艦船などが曲線を描いて向きを変えること。「右へ急―する」
せん‐かい【繊芥】
①こまかいちり。
②いささかのこと。特に、心中にわだかまるごくわずかのことにたとえる。太平記30「将軍兄弟こそ―の隔てもなく」
せん‐がい【線鞋】
あらい絹布で製した沓くつ。紐で締めてはくものという。平安時代、男女共に用いた。千開のくつ。催馬楽、貫河「沓買はば―の細底ほそしきを買へ」
せん‐がい【選外】‥グワイ
選にもれること。選に入らないこと。「―佳作」
ぜん‐かい【全会】‥クワイ
その会全体。「―一致」
ぜん‐かい【全快】‥クワイ
病気や傷が完全になおること。全治。全癒。「―祝い」
ぜん‐かい【全開】
全部あけること。全部ひらくこと。
ぜん‐かい【全壊・全潰】‥クワイ
めちゃめちゃにこわれること。すべてこわれること。「―家屋」
ぜん‐かい【前回】‥クワイ
まえの回。一つ前の度。前度。
せんがい‐き【船外機】‥グワイ‥
ボート程度の小型船に装着する取りはずし可能の小型エンジン。船尾に吊り下げて使用する。
せんかい‐きょう【旋開橋】‥ケウ
可動橋の一種。橋桁の中央支点を軸として水平に旋回し、船を通す。
せんがいきょう【山海経】‥キヤウ
中国古代の神話と地理の書。山や海の動植物や金石草木、また怪談を記す。18巻。禹の治水を助けた伯益の著というが、戦国時代〜秦・漢代の作。さんかいけい。
せんかい‐せい【浅海成】
大陸斜面より浅い海底に堆積すること。→深海成。
⇒せん‐かい【浅海】
せんかい‐せい‐そう【浅海成層】
浅海成の堆積物。浅海堆積物もほぼ同義。
⇒せん‐かい【浅海】
せんかい‐れい【遷界令】
清初、東南沿海住民を内地に強制移住させた政令。台湾の鄭氏が沿海住民と結んで大陸へ反攻するのを防ぐため、1661年施行。
せんか‐がく【銭貨学】‥クワ‥
(→)古銭学に同じ。
⇒せん‐か【銭貨・泉貨】
せん‐がき【せん掻き】
漆の採取法の一つ。半夏はんげから秋の彼岸までに、漆の木に切目を入れて掻き採る方法。
せん‐がき【線描き】
絵画で、物の形体を線で表すこと。せんびょう。
せんか‐きょういん【専科教員】‥クワケウヰン
小学校教員で特定の教科を担当する教員。音楽・美術・保健体育・家庭の教科に多い。旧制の小学校では専科正教員と呼ばれた。
⇒せん‐か【専科】
せん‐かく【千客】
⇒せんきゃく
せん‐かく【仙客】
①仙人。やまびと。
②[楊文公、談苑]鶴の異称。
せん‐かく【先覚】
①世人より先に道理を覚り、世を導くこと。また、その人。
②学問上の先輩。先学。↔後覚。
⇒せんかく‐しゃ【先覚者】
せん‐かく【遷客】
流罪に処せられた人。
せんがく【仙覚】
鎌倉中期の学僧。常陸の人。権律師。鎌倉の僧坊で万葉集の校訂・注釈に没頭。従来無訓の歌に新点を加え、古点・次点を正すなど、万葉研究史上に一時期を画した。著「万葉集註釈(別称、仙覚抄)」など。(1203〜1272以後)
⇒せんがく‐そうらんじょう【仙覚奏覧状】
せん‐がく【仙楽】
仙人の奏する音楽。俗界では聞けないような美しい音楽。
せん‐がく【先学】
学問上の先輩。↔後学
せん‐がく【浅学】
学識の浅いこと。また、その人。自分をへりくだっていうのに用いる。
⇒せんがく‐ひさい【浅学菲才・浅学非才】
ぜん‐かく【全角】
印刷文字・ワープロ文字の1字分の正方形の大きさ。また、その大きさの活字・込め物類。
ぜん‐かく【禅客】
①禅寺で説法のとき説教者と問答する役僧の名。問禅。
②禅宗の僧。
③参禅する者。
ぜん‐かく【禅閣】
禅寺ぜんでら。
ぜん‐がく【全学】
学内全部。大学全体。
ぜん‐がく【全額】
全部の金額。「―返済する」
⇒ぜんがく‐じゅんび‐ほう【全額準備法】
ぜん‐がく【前額】
(→)額ひたいに同じ。「―部」
ぜん‐がく【禅学】
禅宗の学問・修行。
せんがく‐じ【泉岳寺】
東京都港区高輪たかなわにある曹洞宗の寺。1612年(慶長17)徳川家康の命により外桜田に創建。開山は門庵宗関。41年(寛永18)現在の地に移転したという。浅野長矩ながのりおよび赤穂義士の墓所。
泉岳寺
提供:東京都
せんかく‐しゃ【先覚者】
他に先んじてことの道理や重要性を知り、事を起こした人。くさわけ。「時代の―」
⇒せん‐かく【先覚】
ぜんがく‐じゅんび‐ほう【全額準備法】‥ハフ
銀行券発行の際、発行銀行にその発行高の全額に対して正貨を準備させる方法。
⇒ぜん‐がく【全額】
せんかく‐しょとう【尖閣諸島】‥タウ
沖縄県八重山諸島の北方約160キロメートルの小島群。石垣市に属する。無人島。中国も領土権を主張している。
せん‐がくしん【銭学森】
(Qian Xuesen)中国の科学者。江蘇無錫の人。カリフォルニア工科大学に留学。航空力学を専攻し、のち同大学教授。55年帰国し中国科学院力学研究所長などを歴任。人工衛星・ロケット・ミサイル開発に重要な役割を果たす。(1911〜)
せんがく‐そうらんじょう【仙覚奏覧状】‥ジヤウ
万葉集研究書。1巻。仙覚著。本来は、1246年(寛元4)万葉集の無点歌152首に新点を加えた仙覚が、それに添えて53年(建長5)後嵯峨上皇に奉った文書で、これを第1として5部から成る。
⇒せんがく【仙覚】
せんがく‐ひさい【浅学菲才・浅学非才】
学問が浅く、才能にも乏しいこと。自らを謙遜していう。「―の身」
⇒せん‐がく【浅学】
ぜん‐がく‐れん【全学連】
全日本学生自治会総連合の略称。各大学などの学生自治会の全国的連合機関。1948年結成、翌年プラハに本部を置く国際学生連盟に加盟。60年前後から分裂、学生運動は多様化する。
せんか‐し【泉貨紙・仙花紙】‥クワ‥
①(天正年中、伊予の人兵頭泉貨の創製という)2枚合せで質厚く、極めて強靱で、純白でない楮こうぞ製の和紙。袋紙、合羽の地紙のほか台帳・経本用。愛媛県宇和島原産。
②くず紙を抄紙機ですきかえして作った粗悪な洋紙。第二次大戦後の出版物に多く用いられた。
ぜんか‐しき【漸化式】‥クワ‥
数列または関数列のいくつかの要素の間に成り立つ一般的な関係式。公比rの等比数列a1,a2,…,an,…におけるan+1=ranの類。
せんがじ‐まいり【千箇寺参り】‥マヰリ
願を立てて多くの寺院を巡拝すること。また、その巡拝者。江戸中期に始まる。→千社詣で
せんかた‐な・い【為ん方無い・詮方無い】
〔形〕[文]せんかたな・し(ク)
なすべき方法がない。しかたがない。こらえようがない。平家物語灌頂「身の衰へぬる程も思ひ知られて、今更―・うこそおぼえさぶらへ」
せん‐かち【先勝】
⇒せんしょう
せんか‐てんのう【宣化天皇】‥クワ‥ワウ
記紀に記された6世紀前半の天皇。継体天皇の第3皇子。名は武小広国押盾たけおひろくにおしたて。→天皇(表)

広辞苑 ページ 11176 での【○善悪の報は影の形に随うが如し】単語。