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そう‐がく【宋学】🔗🔉

そう‐がく宋学】 宋代に確立した新しい儒学。漢学2に対していう。一般に、北宋の周敦頤しゅうとんい・張載・程顥ていこう・程頤ていいらが、陰陽五行などの伝統的観念や、老荘の学、仏教の哲理や世界観をとりこんで儒学を新しく体系づけ、南宋の朱熹(朱子)が集大成したとされるものを指す。漢・唐の訓詁学に対して、理学・性理学・道学ともいい、また程朱学・朱子学と同義にも用いられる。近世東アジアの思想に大きな影響を及ぼした。→儒学→朱子学

広辞苑 ページ 11376 での宋学単語。