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そこ【底】🔗🔉

そこ】 ①凹んだものや容器の下の所。万葉集1「―深き阿胡根あごねの浦の」。「鍋の―」 ②物体の下面。底面。また、集積したものの下層部。「荷の―」 ③天に対して地の称。また、地面より深い所。地底。源氏物語明石「地の―とほるばかりの氷降り」 ④物事の極まる所。きわみ。はて。限り。「―知れぬ知略」 ⑤奥まって隠れたところ。心の奥。また、蘊奥うんのう。源氏物語若菜下「心の―ゆかしきさまして」。「わが胸の―には」 ⑥そのものの具有している実力。真の力量。源平盛衰記36「鎌倉殿のたびたる薄墨にも―はまさりてこそあるらめ」 ⇒底が浅い ⇒底が知れない ⇒底が割れる ⇒底を入れる ⇒底を打つ ⇒底を押す ⇒底を突く ⇒底を叩く ⇒底を払う ⇒底を割る

広辞苑 ページ 11557 での単語。