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○一樹の陰一河の流れも他生の縁いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん🔗⭐🔉
○一樹の陰一河の流れも他生の縁いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん
たまたま同じ樹の陰に宿り、同じ河の流れの水を汲むのも、前世からの因縁いんねんによるものだから、大切にしなければいけない。
⇒いち‐じゅ【一樹】
いち‐じゅん【一旬】
10日間。
いち‐じゅん【一巡・一順】
①ひとめぐりすること。「打者―」
②連歌・俳諧で、一座の人々が発句以下付句つけくをおのおの1句ずつ作って一通り済むこと。続いてもう一巡するのを再返(再篇)、名残なごりの裏で一巡するのを裏一巡という。
いち‐じょ【一女】‥ヂヨ
①一人のむすめ。「一男―」
②長女。いちにょ。
いち‐じょ【一助】
ちょっとした助け。何かのたし。
いち‐じょう【一条】‥デウ
①ひとすじ。「―の光」
②箇条書のひとくだり。
③一つの事件などの一部始終。一件。
⇒いちじょう‐こう【一条校】
⇒いちじょう‐べんぽう【一条鞭法】
いちじょう【一条】‥デウ
姓氏の一つ。本姓は藤原。九条道家の子実経(1223〜1284)が京都一条に住んで称した。五摂家の一つ。桃華。→五摂家(系図)。
⇒いちじょう‐かねよし【一条兼良】
⇒いちじょう‐ふゆよし【一条冬良】
いち‐じょう【一定】‥ヂヤウ
[一]〔名〕
①しかときまったこと。確実なこと。徒然草「往生は―と思へば」
②果たしてその通りであること。狂言、六人僧「自然のことがあらば生きてゐまいというたが―ぢや」
[二]〔副〕
かならず。確かに。きっと。源平盛衰記9「―皇子にておはさむと」
いち‐じょう【一乗】
〔仏〕(梵語ekayāna)(「唯一の乗物」の意)仏の悟りに達するための唯一の教え。大乗の教え。特に法華経の教えをさす。一仏乗。→三乗。
⇒いちじょう‐しかん‐いん【一乗止観院】
⇒いちじょう‐みょうてん【一乗妙典】
いち‐じょう【一場】‥ヂヤウ
①その場かぎり。わずかの間。「栄華は―の夢」
②その場。一席。「―の演説」
⇒いちじょう‐の‐しゅんむ【一場の春夢】
いちじょう‐いん【一乗院】‥ヰン
奈良興福寺の門跡寺院。970年(天禄1)定昭の創立。大乗院とともに摂関家の子弟が入室して重きをなす。明治維新の際、廃院。
いちじょう‐かねよし【一条兼良】‥デウ‥
(カネラとも)室町中期の公家。経嗣(二条良基の3男)の子。関白太政大臣となる。博学多才、古典・仏教に通じ、和歌に長じた。著「尺素往来せきそおうらい」「公事根源くじこんげん」「花鳥余情」「樵談治要しょうだんちよう」「文明一統記」など。(1402〜1481)
⇒いちじょう【一条】
いちじょう‐こう【一条校】‥デウカウ
学校教育法の第1条に定められる学校。小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・大学・高等専門学校・特別支援学校・幼稚園の8種。一条学校。
⇒いち‐じょう【一条】
いちじょう‐じ【一乗寺】
①兵庫県加西市にある天台宗の寺。651年(白雉2)インドの僧法道の開創と伝え、西国三十三所第26番の札所。1171〜74年(承安1〜4)建立の三重塔が現存。
②京都市左京区(比叡山西坂本の地)にあった天台別院。三井寺の増誉などが住したが1121年(保安2)山門の焼討ちで廃滅。
いちじょう‐しかん‐いん【一乗止観院】‥クワンヰン
延暦寺の別称。
⇒いち‐じょう【一乗】
いちじょう‐だい【一畳台】‥デフ‥
能の道具。たたみ1畳の広さの木製の台で、台掛というきれをかけ、御殿・玉座・橋・祈祷壇などを表す。
いちじょう‐だに【一乗谷】
福井市の足羽あすわ川の支流、一乗谷川の谷あい。越前の戦国大名朝倉氏の城館所在地。1573年(天正1)織田信長の攻撃を受けて灰燼に帰したが、近年の発掘復原により居館・庭園・家臣屋敷・職人宅などの全容が判明。国の特別史跡。
一乗谷 朝倉氏遺跡
撮影:関戸 勇
いちじょう‐てんのう【一条天皇】‥デウ‥ワウ
平安中期の天皇。円融天皇の第1皇子。名は懐仁やすひと。(在位986〜1011)(980〜1011)→天皇(表)
いちじょう‐の‐しゅんむ【一場の春夢】‥ヂヤウ‥
[侯鯖録]その場かぎりで消えてしまうもののたとえ。
⇒いち‐じょう【一場】
いちじょう‐ふゆよし【一条冬良】‥デウ‥
(フユラとも)室町後期の公家。兼良の子。関白太政大臣。宗祇とともに「新撰
玖波集」を撰した。(1464〜1514)
⇒いちじょう【一条】
いちじょう‐べんぽう【一条鞭法】‥デウ‥パフ
中国で明代後期に制定された税制で、夏税・秋糧と各種の徭役とを合併して一条とし、納税者の田土所有額と丁口数に応じて銀で納付させたもの。
⇒いち‐じょう【一条】
いちじょう‐みょうてん【一乗妙典】‥メウ‥
一乗の理を明らかにしたすぐれた経典。法華経のこと。
⇒いち‐じょう【一乗】
いちじ‐りょうよう【一事両様】‥リヤウヤウ
①一つの事を二様に見たり、言ったりすること。
②(中世法制用語)訴えの係属中にさらに同一の訴えを出すこと。また、同一の訴えを二つの裁判所に出すこと。虚偽の申立て。
⇒いち‐じ【一事】
いち‐じる・し【著し】
〔形ク〕
(近世以降シク活用も。古くはイチシルシと清音。一説に、イチはイツ(厳・稜威)の転。シルシは他とまぎれることなくはっきりしている意)
①神威が明らかである。源氏物語若菜下「―・き神のしるしか」
②はっきりとわかる。源氏物語若菜上「かやうに聞きていかに―・く思ひあはせ給はん」
③性質がはげしく、むき出しである。源平盛衰記3「入道もとより―・き人にて」
いち‐じるし・い【著しい】
〔形〕[文]いちじる・し(シク)
(もとク活用)はっきりとわかる。顕著である。「―・い進歩」「視力が―・く衰える」
いちじ‐れいきゃくすい【一次冷却水】
熱源の中を通って熱源を直接冷やす水。特に、原子炉の炉心部を通り、核分裂で発生した熱を受けとって、蒸気発生器で二次冷却水に熱を与えたり、タービンを回したりする水。
⇒いち‐じ【一次】
いち‐しろ・し【著し】
〔形ク〕
(イチシルシの古形)「いちじるし」に同じ。万葉集17「白浪の―・く出でぬ」
いち‐じん【一人】
[書経太甲、疏]天子。天下にただ一人の御方という意から、天子への尊称。また、民の中の一人に過ぎぬという意から、天子の謙辞。
いち‐じん【一陣】‥ヂン
①第一の陣。先陣。先登。
②一つの軍隊。
③風などの一しきり吹くこと。「―の風」
いち‐しんきげん【一新紀元】
(イッシンキゲンとも)物事の改まった新しい最初の年。
⇒一新紀元を画す


広辞苑 ページ 1160 での【○一樹の陰一河の流れも他生の縁】単語。