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そ・む【染む】🔗⭐🔉
そ・む【染む】
[一]〔自五〕
(「しむ(浸・染)」と同源)
①しみこむ。そまる。色がつく。古今和歌集雑体「みかさの山のもみぢ葉の色かみな月しぐれの雨の―・めるなりけり」。日葡辞書「チニソム」
②他の風ふうに感化される。源氏物語若菜上「この世に―・みたる程の濁り深きにやあらむ」。日葡辞書「ヒトトアイトモニヲルトキンバ、ジネンニソミナラウ」。「都会の悪風にも―・まずに」
③心にしみ入る。深く感ずる。強く心がひかれる。平家物語1「主上色にのみ―・める御心にて…この大宮へ御艶書あり」。平家物語7「歓喜の涙こぼれて渇仰肝に―・む」。日葡辞書「イロニソミ、カ(香)ニメヅル」。「心に―・まない縁談」「意に―・まない」
[二]〔他下二〕
⇒そめる(下一)
広辞苑 ページ 11651 での【染む】単語。