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そろばん【算盤・十露盤】🔗🔉

そろばん算盤・十露盤】 ①計算器の一種。横長浅底の箱に横に梁を設け、これを貫いて縦に串を渡し、串に5個ないし7個の珠たまを貫く。珠は梁上に1個(もしくは2個)あって1個で5を表し、梁下に5個(現在では主に4個)あって1個で1を表す。この珠を上下して加減乗除をする。中国の発明で宋末から元代に行われ、日本へは室町末期頃伝来したらしく、文禄(1592〜1596)年間の記録と実物が現存する。 算盤(梁上二珠) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ②勘定。計算。採算。 ⇒そろばん‐うらない【算盤占い】 ⇒そろばん‐かんじょう【算盤勘定】 ⇒そろばん‐ぎ【算盤木】 ⇒そろばん‐しぼり【十露盤絞り】 ⇒そろばん‐ずく【算盤尽】 ⇒そろばん‐ぜめ【算盤責め】 ⇒そろばん‐だか・い【算盤高い】 ⇒そろばん‐だま【算盤珠】 ⇒算盤が合う ⇒算盤が持てぬ ⇒算盤の玉はずれ ⇒算盤をおく ⇒算盤をはじく

広辞苑 ページ 11693 での算盤単語。