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いち‐はや・し【逸速し】🔗⭐🔉
いち‐はや・し【逸速し】
〔形ク〕
(イチに「逸」は当て字。一説に、「厳」の意)
①霊威がいちじるしい。欽明紀「浦の神―・し」
②容赦しない。手きびしい。源氏物語須磨「―・き世のいとおそろしう侍るなり」
③はげしい。強烈である。切実である。伊勢物語「昔人はかく―・きみやびをなんしける」
④気が早い。性急である。蜻蛉日記下「なほここにはいと―・き心ちすれば、思ひかくることもなきを」
⑤(連用形を副詞的に用いて)他にさきがけてすばやく。「現場に―・くかけつける」
広辞苑 ページ 1179 での【逸速し】単語。