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た‐が‐そで【誰袖】🔗🔉

た‐が‐そで誰袖】 (古今春「色よりも香こそあはれとおもほゆれ誰が袖触れし宿の梅ぞも」の歌からの着想という) ①匂袋においぶくろの名。衣服の袖の形に造り、紐で二つつないで袂たもと落しのようにして持った。 誰袖 ②細長い匂袋の形をした楊枝さし。 ③桃山時代から江戸時代にかけて風俗画の一画題として流行した、小袖や打掛などの豪華な女性の衣装を衣桁いこうにかけた図。装飾的な屏風絵などに用いた。 ④地唄。深草検校作曲。

広辞苑 ページ 12019 での誰袖単語。