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たかせ‐ぶね【高瀬舟】🔗🔉

たかせ‐ぶね高瀬舟】 古代から近世まで広く各地の河川で用いられた、舳へさきが高く上がり底が平らな小形の箱型運送船。近世、利根川水系で用いられた高瀬船のみは大形で別格。(書名別項) 高瀬舟 ⇒たか‐せ【高瀬】

たかせぶね【高瀬舟】🔗🔉

たかせぶね高瀬舟】 森鴎外の短編小説。1916年(大正5)「中央公論」に発表。弟殺しの罪で遠島に処せられ、高瀬川を舟で下る喜助の心情を叙して、知足の境地や安楽死の問題などに触れた作品。 →文献資料[高瀬舟]

た‐が‐そで【誰袖】🔗🔉

た‐が‐そで誰袖】 (古今春「色よりも香こそあはれとおもほゆれ誰が袖触れし宿の梅ぞも」の歌からの着想という) ①匂袋においぶくろの名。衣服の袖の形に造り、紐で二つつないで袂たもと落しのようにして持った。 誰袖 ②細長い匂袋の形をした楊枝さし。 ③桃山時代から江戸時代にかけて風俗画の一画題として流行した、小袖や打掛などの豪華な女性の衣装を衣桁いこうにかけた図。装飾的な屏風絵などに用いた。 ④地唄。深草検校作曲。

たか‐ぞら【高空】🔗🔉

たか‐ぞら高空】 高く澄みきった空。

たかだ【高田】🔗🔉

たかだ高田】 新潟県の南西部、上越市南部の地名。旧高田市。もと榊原氏15万石の城下町。北部の春日山城は中世上杉氏の本拠地。冬季は雪深く、日本におけるスキー発祥の地。 ⇒たかだ‐じけん【高田事件】

たか‐だい【高台】🔗🔉

たか‐だい高台】 ①地面が高くて平たい所。だい。 ②取引所で、係員が売買取引を記帳・整理する1段高い場所。高場。

たか‐だか【高高】🔗🔉

たか‐だか高高】 (古くは清音) ①目立って高いさま。声高こわだかなさま。宇治拾遺物語3「その塚一つぞ―としてありける」。日葡辞書「タカダカトモノヲイウ」。「―と掲げる」 ②爪つま立てて待ち望むさま。万葉集12「―に君待つ夜らは小夜ふけにけり」 ③(副詞的に)十分に見積もっても。せいぜい。「―千円ぐらいか」

広辞苑 ページ 12019