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たかとり‐やき【高取焼】🔗🔉

たかとり‐やき高取焼】 福岡県産の陶器。文禄・慶長の役で黒田長政に従って渡来した朝鮮の陶工八山(高取八蔵)が1601、2年(慶長6、7)頃、直方のおがた市高(鷹)取山麓に開窯。のち同市頓野とんの、嘉麻かま市へと移る。製品は主に茶器で、藁灰釉や鉄釉を用いて雅趣に富む。これを古高取といい、30年(寛永7)窯をさらに飯塚市へと移し小堀遠州の教えを受けて焼いたものを遠州高取という。遠州七窯の一つ。

広辞苑 ページ 12025 での高取焼単語。