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たきぎ‐のう【薪能】🔗🔉

たきぎ‐のう薪能】 神事能。薪の宴の能の意という。陰暦2月の興福寺の修二会しゅにえに、南大門の芝の上で四座の大夫によって行われた能楽。幕末で絶えたが、近年簡略化して復興、5月11・12日に行われている。なお最近は、諸社寺などで薪能と名付けて、夜間に野外能を行うが、それは薪の火で照明する能の意に解した命名。薪の能。〈[季]春〉 薪能 撮影:関戸 勇 薪能 撮影:神田佳明(シテ:塩津哲生・枕慈童) ⇒たき‐ぎ【薪】

広辞苑 ページ 12058 での薪能単語。