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○他国をするたこくをする🔗🔉

○他国をするたこくをする 他国渡りをする。「他国する」とも。狂言、仁王「他国をせずとも、一挊かせいで見る様な分別はをりないか」 ⇒た‐こく【他国】 たごさく田五作・田吾作】 農民をいやしんでいう語。→たご(田子) たこ‐さぶき蛸さぶき(→)蛸賺すかに同じ。 た‐こじ手こぢ‥コヂ 梃子てこ。日葡辞書「タコヂ、また、テコヲイルル」 た‐ごし手越】 手から手へと渡して運ぶこと。崇神紀「大坂につぎのぼれる石群いしむらを―に越さば越しかてむかも」 た‐ごし手輿・腰輿】 長柄ながえを手で腰のあたりまで持ちあげて運ぶ輿。腰輿ようよ。竹取物語「―つくらせ給ひて…担はれ給ひて」 手輿 たごし‐かんがい田越し灌漑‥クワン‥ 水路を使わずに上流の田から下流の田へ直接水を引き入れる灌漑。棚田地域で多い。 タコスtacos スペイン】 メキシコ料理の一種。トウモロコシの練粉ねりこをクレープ状に焼いたもので、肉・魚介・野菜などを包んで食べる。 たこ‐すかし蛸賺し】 蛸漁の一種。竿の先に餌または擬餌をつけ、誘い寄せて獲る方法。蛸おらぎ。蛸さぶき。蛸ねり。 たこ‐ずきん蛸頭巾‥ヅ‥ 頂を丸く作った頭巾。 たこ‐つぼ蛸壺】 ①蛸を捕らえるのに用いる素焼の壺。浮標うきをつけて海に沈め、蛸が中に入った頃、引き上げて捕らえる。 蛸壺 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ②縦に深く掘った一人用の塹壕ざんごうたこ‐つり蛸釣】 ①蛸を釣ること。 蛸釣 撮影:関戸 勇 ②格子窓などから竿を使って室内のものをぬすみ出すこと。 たこ‐どうつき蛸胴突】 胴突きに用いる具。円筒形の木材に2本ないし3本の柄をつけ、数人がその柄を持ってつき固めるもの。たこ。→胴突き 蛸胴突 たごと‐の‐つき田毎の月】 長野県千曲市冠着山かむりきやま(伝説では姨捨山)の山腹の、段々に小さく区切った水田にうつる月。蕪村句集「帰る雁―のくもる夜に」 たこ‐にゅうどう蛸入道‥ニフダウ ①(その円頭が坊主頭に似ているからいう)蛸の異称。 ②坊主頭の者をあざけっていう語。たこぼうず。 たこ‐ねり蛸ねり(→)「蛸すかし」に同じ。 たこ‐の‐あし蛸の脚】 ベンケイソウ科の多年草。おもに西日本の湿地などに自生。夏、茎頂に数本の花軸を出し、黄白色の小花を並べつけ、その様子が蛸の吸盤に似る。サワシオン。 たこのあし タコノアシ 撮影:関戸 勇 たご‐の‐うら田子の浦】 静岡県富士市南部の海浜。北に富士山を仰ぎ、西に三保の松原を望み、古来、東海道屈指の景勝地。古くは富士川西岸、蒲原・由比・興津の海岸をいう。(歌枕) たこ‐の‐き蛸の木・露兜樹】 タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島の特産。高さ数メートル。幹の下部から多数の気根を斜めに生じ、その状態が蛸に似る。葉は広線形で、枝頭に叢生。雌雄異株。夏、黄色の花を開き、人頭大の集合果を結ぶ。葉はかご・帽子・むしろなどを製し、屋根をふくこともある。タコノキ属(学名パンダヌス)植物は南太平洋に数百種が分布。葉を屋根ふき材・生活用品などに利用。栄蘭えらん→あだん

広辞苑 ページ 12117 での○他国をする単語。