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たなか‐ひさしげ【田中久重】🔗⭐🔉
たなか‐ひさしげ【田中久重】
①(初代)幕末・明治初期の技術家。筑後久留米の人。通称、儀右衛門。久留米絣の織機を製作。また水仕掛けのからくり人形を作り、「からくり儀右衛門」と称された。京都で蘭学を学び時計の製作などに従事。のち大砲や汽船の汽缶を製作。維新後は東京新橋に田中工場を設立、電信機械を製作。(1799〜1881)
田中久重のからくり時計
提供:国立科学博物館
②(2代)1の養子。幼名、金子大吉。田中工場を芝浦に移し、民間最大の機械工場に発展させた(のちの芝浦製作所)。(1846〜1905)
⇒たなか【田中】

広辞苑 ページ 12270 での【田中久重】単語。