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○玉に瑕たまにきず🔗⭐🔉
○玉に瑕たまにきず
[論衡累害]完全で立派な物事の中に、わずかな欠点があること。白璧はくへきの微瑕びか。
⇒たま【玉・珠・球】
たま‐ニュータウン【多摩ニュータウン】
東京都南西部の多摩丘陵に開発された大規模住宅地。1971年に入居開始。
多摩ニュータウン
提供:東京都
たま‐ぬし【玉主】
玉の持主。また、玉を、愛する女性にみなし、その夫をいう称。万葉集4「―に玉は授けてかつがつも枕と我はいざ二人ねむ」
たま‐ねぎ【玉葱・葱頭】
ユリ科の多年生作物。栽培上は一年生。原産地はおそらく西アジア周辺。日本への導入は明治以降。主要な野菜の一つで、世界各地に広く栽培される。品種が多い。地下の鱗茎はよく発達して球形または扁球形で食用とする。オニオン。〈[季]夏〉
玉葱
撮影:関戸 勇
タマネギ(花)
撮影:関戸 勇
赤玉葱
撮影:関戸 勇
たまの【玉野】
岡山県南部の市。中心にある宇野は、もと四国高松への連絡船とJR宇野線との結節点。造船・金属などの工業も発展。人口6万7千。
たま‐の‐あせ【玉の汗】
大粒の汗。激しく出る汗。〈[季]夏〉
たま‐の‐い【玉の井】‥ヰ
井戸の美称。(歌枕としていうことが多い)
たまのい【玉の井】‥ヰ
東京都墨田区北部にあった私娼街。
たまのい【玉井】‥ヰ
能。観世信光作。彦火火出見尊ひこほほでみのみことが釣針を求めて海神の宮へ行き、玉の井戸のほとりで豊玉姫と結ばれるという記紀の神話を脚色。
たま‐の‐いけ【玉の池】
硯すずりの美称。玉池。
たま‐の‐いずみ【玉の泉】‥イヅミ
玉のように清くすきとおった泉。
たま‐の‐うてな【玉の台】
①(「玉台ぎょくだい」の訓読)美しくりっぱな建物。竹取物語「むぐら這ふ下にも年は経ぬる身の何かは―をも見む」
②地歌・箏曲の一つ。松浦検校作曲。苦界の女のやるせなさを歌う。
たま‐の‐うら【玉の浦】
和歌山県東牟婁ひがしむろ郡那智勝浦町の海岸。(歌枕)
たま‐の‐お【玉の緒】‥ヲ
①玉をつらぬいた緒。万葉集20「玉箒たまばはき手に取るからにゆらく―」
②(「魂の緒」の意)いのち。生命。いきのお。新古今和歌集恋「―よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶる事のよはりもぞする」
⇒たまのお‐の【玉の緒の】
⇒たまのお‐やなぎ【玉の緒柳】
たま‐の‐おぐし【玉の小櫛】‥ヲ‥
①玉で飾った櫛。美しい櫛。源氏物語若菜上「―ぞ神さびにける」
②「源氏物語玉の小櫛」の略称。
たまのおくりわけ【玉緒繰分】‥ヲ‥
語学書。東条義門著。本居宣長の「詞ことばの玉緒」を補訂した書。5巻。1841年(天保12)刊。
たま‐の‐おごと【玉の小琴】‥ヲ‥
①玉で飾った琴。玉のように美しい琴。万葉集7「膝に伏す―の事なくは」
②「万葉集玉の小琴」の略称。
たまのお‐の【玉の緒の】‥ヲ‥
〔枕〕
「絶ゆ」「継ぐ」「思ひ乱る」「短し」「長し」「あひだもおかず」「うつし」にかかる。万葉集11「―間も置かず見まくほり」
⇒たま‐の‐お【玉の緒】
たま‐の‐おび【玉の帯】
①(→)「ごくのおび」に同じ。
②玉のように美しい帯。
たまのおや‐じんじゃ【玉祖神社】
山口県防府市大崎にある元国幣中社。祭神は玉祖命。周防国一の宮。
たまのお‐やなぎ【玉の緒柳】‥ヲ‥
柳枝を玉の緒に見立てていう語。新古今和歌集雑「さかひに立てる―」
⇒たま‐の‐お【玉の緒】
たまのおや‐の‐みこと【玉祖命】
古事記神話で、天岩屋戸の前で玉を作ったという神。五部神いつとものおのかみの一神。玉屋命たまのやのみこと。
たま‐の‐かおばせ【玉の顔】‥カホバセ
玉のような美しい顔。たまのかんばせ。
たま‐の‐かんざし【玉簪花】
ユリ科ギボウシ属の多年草。中国原産。葉は根生、広心臓形で長さ50センチメートル。夏の終りごろ花茎を出し、6弁の筒状花は白色で大きく、この属唯一の芳香種。観賞用に栽培。
たま‐の‐かんむり【玉の冠】
(→)「たまのこうぶり」に同じ。
たま‐の‐き【玉の木】
玉で飾ったように美しい木。
たま‐の‐こうぶり【玉の冠】‥カウブリ
昔、即位式その他の大儀に天皇の用いた冠。ぎょっかん。倭名類聚鈔12「冕、和名玉乃冠、冠之前後垂旒者也」
たま‐の‐こえ【玉の声】‥コヱ
①美しい音声。うるわしい詞章。新古今和歌集雑「水ぐきの跡に残れる―」
②鈴の異称。
たま‐の‐こし【玉の輿】
①貴人の用いる輿の美称。
②(特に女が結婚などによって得る)富貴な身分。「女氏うじ無うて―に乗る」
たま‐の‐ころも【玉の衣】
玉で飾った衣服。美しい衣服。たまごろも。
たま‐の‐さかずき【玉の盃】‥サカヅキ
玉で作ったさかずき。美しいさかずき。ぎょくはい。
⇒玉の盃底無きが如し




広辞苑 ページ 12351 での【○玉に瑕】単語。