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た‐むけ【手向け】🔗🔉

た‐むけ手向け】 ①たむけること。神仏や死者の霊に物を供えること。万葉集3「八十隈坂やそくまさかに―せば過ぎにし人にけだしあはむかも」 ②旅のはなむけ。餞別。後撰和歌集「あだ人の―に折れる桜花」。「―の言葉」 ③(そこで道祖神にたむけをするからいう)越えて行く坂道の上。峠。万葉集15「かしこみと告らずありしをみ越路の―に立ちて妹が名告りつ」 ⇒たむけ‐うた【手向け歌】 ⇒たむけ‐ぐさ【手向け草】 ⇒たむけ‐の‐かみ【手向けの神】 ⇒たむけ‐ばな【手向け花】 ⇒たむけ‐みず【手向け水】 ⇒たむけ‐やま【手向山】

広辞苑 ページ 12368 での手向け単語。