複数辞典一括検索+![]()
![]()
た‐むかい【手向い】‥ムカヒ🔗⭐🔉
た‐むかい【手向い】‥ムカヒ
(→)「てむかい」に同じ。神武紀「人はいへども―もせず」
た‐む・く【手向く】🔗⭐🔉
た‐む・く【手向く】
〔他下二〕
⇒たむける(下一)
た‐むけ【手向け】🔗⭐🔉
た‐むけ【手向け】
①たむけること。神仏や死者の霊に物を供えること。万葉集3「八十隈坂やそくまさかに―せば過ぎにし人にけだしあはむかも」
②旅のはなむけ。餞別。後撰和歌集別「あだ人の―に折れる桜花」。「―の言葉」
③(そこで道祖神にたむけをするからいう)越えて行く坂道の上。峠。万葉集15「かしこみと告のらずありしをみ越路の―に立ちて妹が名告りつ」
⇒たむけ‐うた【手向け歌】
⇒たむけ‐ぐさ【手向け草】
⇒たむけ‐の‐かみ【手向けの神】
⇒たむけ‐ばな【手向け花】
⇒たむけ‐みず【手向け水】
⇒たむけ‐やま【手向山】
たむけ‐うた【手向け歌】🔗⭐🔉
たむけ‐うた【手向け歌】
神仏のたむけに詠んでささげるうた。草根集「―天つ国つの社よりかずを尽して神や受くらむ」
⇒た‐むけ【手向け】
たむけ‐ぐさ【手向け草】🔗⭐🔉
たむけ‐ぐさ【手向け草】
①旅人が行路の安全を祈るために神に供える品。布・糸・木綿ゆうなど。万葉集1「白波の浜松が枝の―幾代までにか年の経ぬらむ」
②桜・松・菫花の異称。
⇒た‐むけ【手向け】
たむけ‐の‐かみ【手向けの神】🔗⭐🔉
たむけ‐の‐かみ【手向けの神】
旅人が道中の安全を祈るために幣物を手向ける峠などの神。万葉集17「となみ山―に幣ぬさまつりあが乞ひ祈のまく」
⇒た‐むけ【手向け】
たむけ‐ばな【手向け花】🔗⭐🔉
たむけ‐ばな【手向け花】
神仏・死者の霊などにたむける花。好色五人女4「―とて咲きおくれし桜を一本持たせけるに」
⇒た‐むけ【手向け】
広辞苑 ページ 12368。