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○胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すたんはだいならんことをほっししんはしょうならんことをほっす🔗⭐🔉
○胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すたんはだいならんことをほっししんはしょうならんことをほっす
[旧唐書方伎伝、孫思邈]人は度胸を大きく持つ一方で、細かいことにも注意を払うべきである。胆大心小。
⇒たん【胆】
たんば‐たろう【丹波太郎】‥ラウ
陰暦6月頃、丹波方面の山から出る夕立雲。好色一代男4「折節の空は水無月の末、山々に―といふ村雲恐ろしく」
⇒たんば【丹波】
たんば‐ぢゃ【丹波茶】
丹波国産の茶。宇治茶などの銘茶に対し、粗茶の意でも用いた。狂言、今神明「―のわるいちやを、のまぬも道理ぢや」
⇒たんば【丹波】
たん‐ぱつ【単発】
①1発ずつ発射すること。比喩的に、後続がなく、1回だけであること。
②発動機が単一であること。↔多発。
⇒たんぱつ‐しき【単発式】
⇒たんぱつ‐じゅう【単発銃】
たん‐ぱつ【短髪】
みじかいかみ。
だん‐ぱつ【断髪】
①毛髪を短く切ること。
②女性の短く切った髪型。ヨーロッパで第一次大戦に従軍した女性に始まり、昭和初年以来日本にも流行。
⇒だんぱつ‐しき【断髪式】
⇒だんぱつ‐れい【断髪令】
たんぱつ‐しき【単発式】
単一の発動機を備える飛行機の様式。↔多発式。
⇒たん‐ぱつ【単発】
だんぱつ‐しき【断髪式】
引退する力士のまげを、縁ゆかりのある人たちが切り落とす儀式。
⇒だん‐ぱつ【断髪】
たんぱつ‐じゅう【単発銃】
銃身が一つで、1発ごとに弾丸を装填そうてんする銃。↔連発銃
⇒たん‐ぱつ【単発】
だんぱつ‐れい【断髪令】
男性の結髪・長髪廃止の布令。→散髪脱刀令
⇒だん‐ぱつ【断髪】
だん‐ばな【段鼻】
鼻筋に高低のついている鼻。
たんば‐の‐やすより【丹波康頼】
平安中期の宮廷医。渡来人の子孫で、丹波国天田郡の人。鍼博士、左衛門佐兼丹波介になる。隋・唐の医薬書を抜粋編述した「医心方」30巻は現存する日本最古の医書。(912〜995)
⇒たんば【丹波】
たんばのよさく【丹波与作】
江戸初期の歌謡に関の小万との情事を歌われた丹波の馬方の名。浄瑠璃・歌舞伎の主人公。近松門左衛門作の浄瑠璃「丹波与作待夜の小室節たんばよさくまつよのこむろぶし」では、もと丹波国由留木家の家臣で色事から身を落とした馬方として登場。→恋女房染分手綱
たんば‐ほおずき【丹波酸漿】‥ホホヅキ
(丹波の種子を求めて繁殖させたからいう)ホオズキの異称。
⇒たんば【丹波】
たんば‐やき【丹波焼】
兵庫県篠山市(旧丹波国多紀郡)今田こんだ町地方から産出する陶器。平安時代末期に常滑焼とこなめやき系の一窯として開かれ、壺・甕かめなどの実用具を焼成。桃山時代には優れた茶器を製作した。
⇒たんば【丹波】
だん‐はらみつ【檀波羅蜜】
〔仏〕(梵語dānapāramitā檀那波羅蜜多)六波羅蜜の一つ。布施波羅蜜。他人に財宝・善法などを施す修行。檀度だんど。
タンバリン【tambourine】
(アラビア語のṭablaから)打楽器。金属製または木製の枠の片面に皮を張り、周囲に薄い金属円板をつけたもの。手に持って皮を叩き、振って円板を鳴らす。西アジアの民族楽器に発し、管弦楽にも用いる。タンブラン。タンブリン。
タンバリン
たん‐ばん【胆礬】
含水硫酸銅から成る鉱物。三斜晶系に属し、腎臓状または鍾乳状。ガラス光沢を放ち、半透明の青色を呈する。二次的生成物として諸鉱山の坑道の壁などに発見され、また坑内水から沈殿銅採集の際に形成される。「丹礬」は誤用。
たん‐パン【短パン】
(パンはパンツの略)丈の短いズボン。
たん‐ぱん【淡飯】
そまつな食事。田舎之句合「麁茶そちゃ―の楽しみは、いかなる佗助わびすけにや」
タンパン【湯盤】
(中国語)中国料理で用いる深皿。スープや汁気の多い料理を盛る。
タンパン【tympan フランス】
〔建〕
①(→)ペディメントに同じ。
②出入口上部の楣まぐさとその上のアーチによって囲まれた部分。テュンパヌム。
だん‐ぱん【談判】
ある事件の始末、または取決めについて、立場の異なる相手と意見をたたかわせること。かけあい。「―が決裂する」「膝詰め―」
たんぱん‐かん【担板漢】
(板をかつぐ男の意。その板に遮られて一方は見えないことから)ものの一面だけを見て大局を見得ない人。
たんばん‐るい【単板類】
軟体動物の一綱。最も原始的な体制をもち、数対の鰓えらや心臓・腎臓・筋肉などが体節的に配置されている。古生代に栄え、現生はネオピリナの類に約10種知られるのみで、代表的な「生きた化石」である。ネオピリナ綱。単殻類。
たんび【度】
タビの撥音化。花暦八笑人「道理で茶番の―にいただくはずだア」。「見る―に思い出す」
たん‐び【耽美】
美にふけり楽しむこと。
⇒たんび‐しゅぎ【耽美主義】
⇒たんび‐てき【耽美的】
⇒たんび‐は【耽美派】
たん‐び【嘆美・歎美】
感心してほめること。毛詩抄「―の詞ぞ」。「―の声を発する」
たん‐ぴ【単比】
〔数〕一つの比a:bのこと。複比に対していう。
たん‐ぴ【短臂】
短いひじ。転じて、腕前のおとること。
だん‐び【断尾】
犬などの愛玩動物で、外形を整えるために尾の一部または全部を切り取ること。
だん‐ぴ【団匪】
①集団をなす匪賊。
②特に、義和団の称。
⇒だんぴ‐じけん【団匪事件】
だん‐ぴ【断碑】
くだけ折れた石碑。われた碑。「宇治橋―」
だん‐ぴ【断臂】
ひじをたちきること。また、たちきられたひじ。→慧可えか
タンピコ【Tampico】
メキシコ中東部の都市。油田地帯にあり、石油化学工業や観光が主産業。人口80万7千(2003)。
だんぴ‐じけん【団匪事件】
義和団事件の別称。
⇒だん‐ぴ【団匪】
たんび‐しゅぎ【耽美主義】
(aestheticism)思想性を付して美の享受・形成に最高の価値をおく立場。19世紀後半、フランス・イギリスを中心に起こった文芸思潮で、ボードレール・ゴーチエ・ワイルドらがその代表。生活を芸術化して官能の享楽を求めた。唯美主義。→新ロマン主義。
⇒たん‐び【耽美】
だん‐ぴつ【断筆】
文筆家が、文章を書いて公表するのをやめること。
たんび‐てき【耽美的】
美にふけるさま。耽美主義の傾向があるさま。
⇒たん‐び【耽美】
たんび‐は【耽美派】
耽美主義を奉ずる文芸上の一派。唯美派。
⇒たん‐び【耽美】
たん‐ぴょう【短評】‥ピヤウ
短い批評。
だん‐びら【段平】
刀の幅の広いこと。また単に刀。だびら。「大―」
⇒だんびら‐ずね【段平臑】
⇒だんびら‐もの【段平物】
だんびら‐ずね【段平臑】
幅の広いすね。浄瑠璃、門出八島「ほほ見事な―、この足にて逃げたらば、天竺までも一飛びならん」
⇒だん‐びら【段平】
だんびら‐もの【段平物】
刃の幅の広い刀。だびら。だんびら。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「一腰の宇多の国行、二尺ばかりの―折紙共に引替へと」
⇒だん‐びら【段平】
たんび‐るい【短尾類】
長尾類(エビ類)・異尾類(ヤドカリ類)に対するカニ類の学術的呼称。カニ亜目。
たん‐ぴん【単品】
①1個の品物あるいは商品。「―生産」
②セットになっている品物のうちの一つ。「―では売らない」
ダンピング【dumping】
①採算を度外視した廉価で商品を投売りすること。不当廉売。
②他国との競争で優位に立つため、国内価格より安く商品を輸出すること。
⇒ダンピング‐しょうこうぐん【ダンピング症候群】
ダンピング‐しょうこうぐん【ダンピング症候群】‥シヤウ‥
胃切除手術後の後遺症の一つ。食後、胃部の膨満感・圧迫感・悪心・嘔吐があり、脱力感・めまい・発汗・心悸亢進しんきこうしんなどを伴う。適切な食事指導などで、多くは半年から2〜3年で回復する。
⇒ダンピング【dumping】
たん‐ぶ【反歩・段歩】
田畑の面積を、反を単位として示す語。
たん‐ぷ【担夫】
荷物をかつぐ人夫。荷かつぎ。荷持。
だんぶ
水中に物の落ちるさま。また、その音。ざんぶ。
ダンプ【dump】
①ダンプカーの略。
②コンピューターで、記憶装置の一部あるいは全部の内容を出力すること。
⇒ダンプ‐カー【dump car】
だん‐ぷう【暖風】
あたたかい風。↔寒風
だんぷう【檀風】
能。佐渡に流されて処刑された日野資朝の子梅若が父の仇本間三郎を山伏の帥阿闍梨そつのあじゃりの助力で斬り、熊野権現の加護による風で吹き戻された舟に乗り都に逃れる。
タンブーラ【tambūra ヒンディー】
インドの古典音楽に用いる撥弦楽器。ふくべに薄い板を張った胴と長い棹を持ち、ドローンとして4弦の開放弦を指で弾いて、余韻の長い音を出す。タンプーラ。
タンブール【tanbur トルコ】
バルカン半島から西アジアで見られる、胴が半円球で丸く、棹の長い撥弦楽器。バルカンでは合奏で舞踊を伴奏。
ダンプ‐カー【dump car】
荷台を傾斜させて積荷(砂利など)を一気に下ろす仕掛を有する貨車またはトラック。ダンプ‐トラック。ダンプ。
⇒ダンプ【dump】
たん‐ぷく【単複】
①簡単なことと複雑なこと。単一と複雑。
②単数と複数。
③ひとえものとあわせ。
④テニスなどで、シングルスとダブルス。
だん‐ぶくろ【段袋・駄袋】
(ダニブクロ(駄荷袋)の音便)
①布製の大袋。信玄袋に似たもの。荷物袋。
②幕末、洋式訓練のとき兵が用いたズボン。袴を改良したもので、幅が広くゆったりしている。「つつっぽ―」
たん‐ぶつ【嘆仏・歎仏】
仏の徳を讃嘆すること。讃仏。
タンブラー【tumbler】
平底の大型コップ。→グラス(図)
タンブラン【tambourin フランス】
①フランスのプロヴァンス地方に伝わる長太鼓。
②(→)タンバリンに同じ。
③4分の2拍子の、活発で急速度のフランス舞踏。右手で奏する3孔(表2孔、裏1孔)の縦笛と左手で叩くタンブラン1で伴奏。
たん‐ふりこ【単振子】
質点と見なせるような小さい物体を、軽くて伸縮しない強い糸でつるした振子。これが振幅の小さい振動を鉛直面内で行う場合、運動は単振動たんしんどうとなる。たんしんし。
ダンブリ‐せき【ダンブリ石】
(danburite)カルシウムとホウ素のケイ酸塩鉱物。斜方晶系に属し、結晶の形態は黄玉に似る。黄白色または無色で、ガラス光沢をもつ。
タンブリング【tumbling】
体操の一つ。マットを使って行う跳躍・回転などの運動。
タンブル‐あお【タンブル青】‥アヲ
(Turnbull's blue)(→)紺青こんじょう2に同じ。
たん‐ぶん【単文】
(simple sentence)主語と述語の関係を一組だけ含む文。一つの節から成る文。→複文→重文
たん‐ぶん【探聞】
さぐりきくこと。
たん‐ぶん【短文】
みじかい文。「―を作る」
たんぶんし‐まく【単分子膜】
平面状に配列して作られる1分子の厚さの膜。固体の表面に吸着された気体分子や、液体の表面に広がった不溶性物質の分子に見られる。
たん‐ぺい【短兵】
①みじかい兵器。すなわち刀剣の類。
②普通の槍を長兵というのに対して、手槍。
⇒短兵急に
⇒短兵直ちに
だん‐べい
(関東地方で)だろう。だんべ。
だん‐ぺい【談柄】
①僧などが談話の時に手に執る払子ほっす。
②はなしのたね。話柄。

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