あか・い【
赤い・紅い】
〔形〕[文]あか・し(ク)
(「明し」と同源)
①赤色である。人の血や夕焼け空のような色である。輝くような色をいい、朱・だいだい・桃色および赤茶けた色・黄色などにも通じていう。伊勢物語「白き鳥の嘴
はしと脚と―・き」。枕草子
227「いと―・き稲の本ぞ青きを持たりて刈る」。「刀が―・く錆びた」「顔が―・くなる」「―・いみかん」
②俗に、共産主義的である。「―・い思想」
◇一般には「赤」。鮮やかなあか色に「紅」、黄みがかった深赤色では「朱」も使う。「紅い唇」「朱い印肉」
⇒赤い糸で結ばれる
⇒赤い気炎
⇒赤い信女
⇒赤い羽根
⇒赤きは酒のとが