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いっぺん【一遍】🔗🔉

いっぺん一遍】 鎌倉中期の僧。時宗の開祖。諱いみなは智真。伊予の人。法然の門弟証空の弟子聖達を師としたが、のち熊野に参籠し、衆生往生は決定しているとの霊告を得、以後踊念仏を民衆に勧め、阿弥陀名号の算ふだを配って諸国を遊行ゆぎょうしたので、世に遊行上人・捨聖すてひじりと称した。その教えは「語録」「播州問答集」等に見える。諡号しごうは円照大師・証誠大師。(1239〜1289)→賦算ふさん→文献資料[一遍上人語録] ⇒いっぺんしょうにん‐えでん【一遍上人絵伝】 ⇒いっぺんしょうにん‐ごろく【一遍上人語録】

広辞苑 ページ 1284 での一遍単語。