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○塵に交わるちりにまじわる🔗🔉

○塵に交わるちりにまじわる 「塵に同ず」に同じ。風雅和歌集神祇「もとよりも―神なれば」→塵(成句) ⇒ちり【塵】 ちり‐の‐こちりの粉】 (女房詞)麦こがし。ちりちり。 ちり‐のこ・る散り残る】 〔自五〕 まだ散らないで残る。金槐集「春深み嵐もいたく吹く宿は―・るべき花もなきかな」 ちり‐の‐さかい塵の境‥サカヒ (「塵境じんきょう」の訓読)けがれたこの世。俗世。濁世。新千載和歌集「あしびきの山をうき世のへだてにて―に跡は絶えにき」 ちり‐の‐すえ塵の末‥スヱ ①〔仏〕塵点劫じんでんごうの後の世の者。 ②数ならぬ身。卑しい身。続古今和歌集釈教「結びおく契とならば法の花―まで数にもらすな」 ちり‐の‐すみか塵の住所】 けがれたこの世のすまい。ちりのよのすまい。 ちり‐の‐ほか塵の外】 (「塵外じんがい」の訓読)俗世間とへだたった境地。浮世の外。世外。風雅和歌集「身こそあらめ心を―になして浮世の色にそまじとぞ思ふ」 ちり‐の‐まがい散りの紛い‥マガヒ 入り交じってしきりに散ること。万葉集15「もみち葉の―はけふにもあるかも」 ちり‐の‐み塵の身】 塵のようにはかない身。古今和歌集「風の上にありか定めぬ―はゆくへも知らずなりぬべらなり」 ちり‐の‐よ塵の世】 けがらわしいこの世の中。濁世。俗世界。 チリ‐パウダーchili powder】 赤唐辛子の粉末に数種類の香辛料を調合した調味料。メキシコ料理やアメリカ合衆国南部の料理に用いる。

広辞苑 ページ 12967 での○塵に交わる単語。