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いとおし・いイトホシイ🔗🔉

いとおし・いイトホシイ 〔形〕[文]いとほ・し(シク) (一説に、イト(厭)ウと同源) ①見ていられないほどかわいそうである。気の毒である。いたわしい。竹取物語「翁を―・しかなしと思しつることも」。「涙をこらえる姿が―・い」 ②困ったことである。われながらみっともない。平中物語「あな、―・し。知らで過ぎぬべかりけり。さらばいと心憂きものにこそありけれ」。宇治拾遺物語9「―・しかりつる恥をかくし給へること」 ③かわいい。可憐である。いとしい。狂言、庖丁聟「なう―・しの人、こちへ御ざれ」。「―・い人のためと我慢する」

広辞苑 ページ 1312 でのいとおし・い単語。