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いどう‐りつ【移動律】🔗🔉

いどう‐りつ移動律】 〔数〕(→)推移律に同じ。 ⇒い‐どう【移動】

いとおし・いイトホシイ🔗🔉

いとおし・いイトホシイ 〔形〕[文]いとほ・し(シク) (一説に、イト(厭)ウと同源) ①見ていられないほどかわいそうである。気の毒である。いたわしい。竹取物語「翁を―・しかなしと思しつることも」。「涙をこらえる姿が―・い」 ②困ったことである。われながらみっともない。平中物語「あな、―・し。知らで過ぎぬべかりけり。さらばいと心憂きものにこそありけれ」。宇治拾遺物語9「―・しかりつる恥をかくし給へること」 ③かわいい。可憐である。いとしい。狂言、庖丁聟「なう―・しの人、こちへ御ざれ」。「―・い人のためと我慢する」

いとおし‐が・るイトホシ‥🔗🔉

いとおし‐が・るイトホシ‥ 〔他五〕 ①かわいそうに思う。源氏物語賢木「心知るどち―・り聞ゆ」 ②かわいがる。

いとおし・むイトホシム🔗🔉

いとおし・むイトホシム 〔他五〕 ①ふびんに思う。山家集「我のみぞわが心をば―・むあはれぶ人のなきにつけても」 ②かわいく思う。大切にする。愛惜する。「わが身を―・む」

い‐とお・す【射通す】‥トホス🔗🔉

い‐とお・す射通す‥トホス 〔他五〕 矢を射てつらぬく。保元物語「真中さして―・し候ひなむ」

いと‐おどし【糸縅】‥ヲドシ🔗🔉

いと‐おどし糸縅‥ヲドシ 組糸による甲冑のおどし。糸の色によって赤糸縅・黒糸縅など種々の名称がある。

いと‐おり【糸織】🔗🔉

いと‐おり糸織】 絹の撚糸よりいとで織ること。また、その織物。 ⇒いとおり‐ひめ【糸織姫】

いとおり‐ひめ【糸織姫】🔗🔉

いとおり‐ひめ糸織姫】 織女星のこと。 ⇒いと‐おり【糸織】

いど‐がえ【井戸替え】ヰ‥ガヘ🔗🔉

いど‐がえ井戸替えヰ‥ガヘ 井戸の水をすっかり汲み上げて井戸を掃除すること。近世には、7月7日に行うことが多かった。いどさらえ。晒井さらしい。〈[季]夏〉

広辞苑 ページ 1312