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つこう‐まつ・る【仕る】ツカウマツル🔗🔉

つこう‐まつ・る仕るツカウマツル (ツカ(仕)ヘマツ(奉)ルの転) [一]〔自四〕 「仕える」の謙譲語。おつかえ申し上げる。伊勢物語「年頃よそには―・れど」 [二]〔他四〕 ①㋐「行う」「なす」の謙譲語。その動作の及ぶ対象を敬う。おつくりする。さしあげる。つかまつる。竹取物語「さやうの宮仕―・らじと思ふを」 ㋑転じて、「行う」「なす」を、聞き手に対してへりくだっていう。いたします。源氏物語手習「狐の―・るなり。この木のもとになむ、時々あやしきわざなむし侍る」 ②(他の動詞の連用形に付いて)その動作をしてさしあげる。源氏物語澪標「御乳母めのとたちだに、心にまかせたる事、ひきいだし―・るな」

広辞苑 ページ 13146 での仕る単語。