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つまら‐ぬ🔗⭐🔉
つまら‐ぬ
(ツマルに否定の助動詞ズの連体形ヌが付いたもの。「つまらない」とも)
①道理に合わない。得心できない。浮世草子、好色敗毒散「さりとは―御事かな…手形が物いへば御番所へ出てなりとも此の金請け取らねばおかぬ」
②意に満たない。おもしろくない。鳩翁道話「財布の中にはまだ一文もたまらぬ。これは―」。「私だけ留守番なんてつまらない」「話がつまらない」
③とるに足りない。価値がない。自己に関する物事について謙遜する時にも使う。「つまらない事に時間をとる」
④ばかげている。とんでもない。浄瑠璃、冥途飛脚「包解いて十廿三十、始終―五十両くるくるに引つ包み」。「自分だけ働くなんて―話だ」
⑤金に困る。うまくゆかない。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「定めて貴様も何ンぞ―事が…有る格な事じやあろ」
⇒つまらない物ですが
広辞苑 ページ 13246 での【つまらぬ】単語。