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○唾を引くつをひく🔗⭐🔉
○唾を引くつをひく
酸い物を見て口中につばがわき出る。閑吟集「青梅の折枝…やこりよ、唾が引かるる」
⇒つ【唾】
つん
〔接頭〕
(「突き」の転)意味や語調を強める語。「―出す」「―のめる」
ツングース【Tungus・通古斯】
シベリアのエニセイ川からレナ川・アムール川流域やサハリン島、中国東北部にかけて広く分布するツングース諸語を話す民族の総称。漢代以降の鮮卑せんぴ、唐代の靺鞨まっかつ・契丹きったん、宋代の女真じょしん、満州族などを含む。狭義にはそのうち北部のエヴェンキ人を指し、生業は狩猟・漁労・採集、トナカイ・馬・牛の飼育等を主とする。
⇒ツングース‐しょご【ツングース諸語】
ツングース‐しょご【ツングース諸語】
(Tungusic)シベリア東部・サハリン・中国東北部にかけての地域で話される諸言語。アルタイ語族に属する。エヴェンキ語・エウェン語・ソロン語・ウデヘ語・ウイルタ語・満州語など。膠着こうちゃく語的特徴を示す。
⇒ツングース【Tungus・通古斯】
つん‐けん
不機嫌・不愛想で、とげとげしく人と応対するさま。「―した態度」
つん‐ざ・く【劈く】
〔他五〕
(ツミサクの音便。原義は、爪先を用いて植物などを裂き分かつことという)手や爪で裂く、または、破る。強く破る。〈類聚名義抄〉。「耳を―・かんばかりの歓声」「闇を―・く稲光り」
つん‐だ・す【突ん出す】
〔他四〕
ツキダスの音便。浄瑠璃、心中宵庚申「今日君がお情を―・して、未来ではやつがれめをお念者になさるべいとは」
つんつるてん
①着物の丈が短くて脚のあらわれているさま。「―のズボン」
②頭が完全にはげているさま。
つん‐つん
①細くとがった物がいくつも短く突き出ているさま。突き出るように急激に進んだり伸びたりするさま。「麦の穂が―伸びる」
②強烈な刺激臭を感ずるさま。「ワサビが鼻に―くる」
③態度が高慢であったり冷たかったりして取っつきにくいさま。つんけん。つっけんどん。「―した応対」
つん‐てん‐しゃん
三味線の口調子。
つん‐と
〔副〕
①細くとがった物が一つ短く突き出ているさま。「―伸びた芽」
②強烈な刺激臭を感ずるさま。「―鼻をつく」
③高慢に取りすまして冷淡であるさま。「―横を向く」
④(多く下に打消の語を伴って)まったく。全然。とんと。浄瑠璃、曾根崎「在所へ行かんしたといへども―誠にならず」
つん‐どく【積ん読】
(「つんでおく」と読書のドクとをかけた洒落)書物を読まずに積んでおくこと。
ツンドラ【tundra ロシア】
1年の大部分が氷雪に閉ざされている荒原。夏季に凍土層の表面が融けて蘚苔類・地衣類が生育。ヨーロッパ‐ロシア北部・シベリア北部・カナダ北部・アラスカに拡がる。アメリカでは高山帯のことをもいう。凍土帯。凍原。
つん‐ぬき【貫衣】
袖なし半纏はんてん。つんのき。
つん‐の・む【つん飲む】
〔他四〕
(ツンは強めていう接頭語)(奴やっこ言葉)勢いよくのむ。
つん‐のめ・る
〔自五〕
(ツンは強めていう接頭語)前へ勢いよく倒れる。「急停車で―・る」
ツンフト【Zunft ドイツ】
(craft guild)ギルドの一種。ドイツ中世後期における都市手工業者の独占的同職組合。商人の同業組合である商人ギルド(merchant guild)に対する語。→ギルド→座3㋐
ツンベルク【Carl Peter Thunberg】
スウェーデンの植物学者・医学者。シーボルト以前の日本研究の第一人者。リンネに学ぶ。オランダ東インド会社に入り、1775年(安永4)長崎オランダ商館医として来日、翌年出国。著「ヨーロッパ・アフリカ・アジア旅行記」「日本植物誌」。ツンベリー。(1743〜1828)
つんぼ【聾】
①耳が聞こえないこと。また、そういう人。みみしい。つんぼう。
②感覚を失っていること。
③キセルにやにが付いて煙の通らないこと。
④聾桟敷つんぼさじきの略。
⇒つんぼ‐さじき【聾桟敷】
⇒聾の早耳
つんぼ‐さじき【聾桟敷】
①江戸時代の劇場で、正面2階桟敷の最後方の席。現在の3階および立見席に当たる所で、役者のせりふがよく聞こえない観客席。見巧者みごうしゃが多く集まるので俳優には重視され、「大向う」といわれる。
②転じて、いろいろな事情を知らされない状態。「―に置かれる」
⇒つんぼ【聾】
広辞苑 ページ 13311 での【○唾を引く】単語。