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て‐さき【手先】🔗⭐🔉
て‐さき【手先】
①㋐手の先端の部分。ゆびさき。「―がしびれる」
㋑手や指の使い方。「―が器用だ」
②隊列の先頭。日葡辞書「テサキノヂン」
③他人の配下となって使われる者。てした。「敵の―」
④召捕の役人の配下。おかっぴき。めあかし。反古の裏書「岡引…役人よりこれを―といふ」
⑤狩股かりまたの鏃やじりの先。保元物語「普通の蟇目ひきめ程なるに、―六寸しのぎをたてて」
⑥兜の名所などころ。吹返しの外側上方のところ。平家物語4「浄妙房が甲かぶとの―に手をおいて」
⑦〔建〕
㋐扉の釣元から最もへだたった部分。
㋑2枚折の唐戸で枠から遠い方の戸。手先唐戸。
㋒土蔵の扉の幾重かになっている段。「―二重」
㋓建築の斗組ますぐみで、最下の斗組から壁と直角に外方に突き出している斗組。組数によって二手先ふたてさき・三手先みてさきなどという。
広辞苑 ページ 13465 での【手先】単語。