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いのち‐の‐みず【命の水】‥ミヅ🔗🔉

いのち‐の‐みず命の水‥ミヅ 人の寿命を流水の行ってかえらぬはかなさにたとえていう語。 ⇒いのち【命】 ○命は義に縁りて軽しいのちはぎによりてかろし [後漢書朱楽何伝、論賛]命も義にくらべれば、はるかに軽い。義のためには、命を捨てても惜しくない。命めいは義によって軽し。 ⇒いのち【命】 ○命は鴻毛よりも軽しいのちはこうもうよりもかろし [司馬遷、任少卿に報ずる書「人固もとより一死あり、死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し、用の趣く所異なれば也」](鴻は「おおとり」で、その羽は甚だ軽いことから)国家・君父などのためなら、いさぎよく一身をなげ捨てることにいう。 ⇒いのち【命】 ○命は風前の灯の如しいのちはふうぜんのともしびのごとし [坐禅三昧経「譬うれば風の中の灯の如し」]危険が身に迫っていることのたとえ。また、人生の無常なことのたとえ。 ⇒いのち【命】

広辞苑 ページ 1377 での命の水単語。