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○胴据わるどうすわる🔗🔉

○胴据わるどうすわる 度胸が定まる。覚悟が決まる。浄瑠璃、心中重井筒「こちから当つて埒らち明けんと道から胴は坐つたり」 ⇒どう【胴】 どう‐すん同寸】 二つ以上のものの寸法が同じであること。 とう‐ぜ党是タウ‥ 党がよしとした基本方針。 どうせ 〔副〕 (断定的な気持または投げやりな気持を伴う)どのようにしたところで。いずれにしても。つまりは。所詮。誹風柳多留7「―もう知れたと下女のいけづるさ」。「―やるなら今すぐ始めよう」「―二人はこの世では花の咲かない枯れ芒すすきとう‐せい冬青】 〔植〕 ①ソヨゴの別称。 ②モチノキの漢名。 とう‐せい当世タウ‥ ①今の世。いまどき。平家物語3「当家の棟梁とうりょう、―の賢人にておはしければ」。「―まれな衣装」 ②当世風の略。 ⇒とうせい‐うた【当世歌】 ⇒とうせい‐おとこ【当世男】 ⇒とうせい‐おんな【当世女】 ⇒とうせい‐がお【当世顔】 ⇒とうせい‐かぶと【当世兜】 ⇒とうせい‐ぐそく【当世具足】 ⇒とうせい‐しだし【当世仕出し】 ⇒とうせい‐じたて【当世仕立】 ⇒とうせい‐にょうぼう【当世女房】 ⇒とうせい‐ふう【当世風】 ⇒とうせい‐ぼん【当世本】 ⇒とうせい‐むき【当世向】 ⇒とうせい‐よう【当世様】 ⇒とうせい‐りゅう【当世流】 ⇒当世を尽くす とう‐せい東征】 東方の敵を征伐すること。「神武―」 とう‐せい倒生タウ‥ さかさに生えること。倒立の位置をとること。 とう‐せい党勢タウ‥ 政党・党派の勢力。 とう‐せい唐制タウ‥ 中国、唐の制度。唐の律令制。 とう‐せい陶製タウ‥ やきもので造ること。「―品」 とう‐せい等儕】 なかま。同じともがら。等倫。 とう‐せい統制】 ①一つにまとめておさめること。「―のとれたグループ」 ②一定の計画に従って、制限・指導を行うこと。「言論―」 ⇒とうせい‐けいざい【統制経済】 ⇒とうせい‐は【統制派】 とう‐せい搗精タウ‥ 玄米を搗いて白くすること。 とう‐せい踏青タフ‥ 春、青草をふんで野山を散歩すること。青きを踏む。〈[季]春〉 とう‐せい頭声】 〔言〕(head voice)主として頭部に共鳴させて発するように感ぜられる比較的高音域の声。うわ声。仮声。裏声。↔胸声 とう‐せい濤声タウ‥ なみの音。 とう‐せい騰勢】 物価などの上がる勢い、また、傾向。 とう‐ぜい統税】 もと中国の国税の一種。綿糸・マッチ・セメント・巻煙草・小麦粉・酒などに課した消費税。釐金りきん税の代りに創設し、関税・塩税と共に重要財源であった。 どう‐せい同生】 同じ父母から生まれること。また、その生まれた者。 どう‐せい同声】 ①同じ声。いっしょに出す声。同じ調子の声。 ②〔音〕男声または女声だけであること。単声。↔混声。 ⇒どうせい‐がっしょう【同声合唱】 どう‐せい同姓】 同一の姓氏、または苗字。「―同名」 どう‐せい同性】 ①性質が同じであること。「―相親しむ」 ②性が同じであること。また、そのもの。「―に好かれる」 ↔異性。 ⇒どうせい‐あい【同性愛】 どう‐せい同棲】 ①一つ家にいっしょに住むこと。 ②特に、法律上の婚姻関係にない男女が同じ家に住んで生活を営むこと。 どう‐せい動静】 (ドウゼイとも) ①動くことと静かなこと。 ②物事の動き。ようす。ありさま。消息。「―を探る」「政界の―」 どう‐せい道政ダウ‥ 地方自治体としての北海道の政治・行政。 どう‐せい銅青】 緑青ろくしょうのこと。 どう‐せい銅製】 銅で製作すること。 どう‐ぜい同勢】 同行の人々。また、その人数。「―5人で旅に出る」 どう‐ぜい動勢】 必要に応じて助勢に向かうために、軍隊の後方に控えている武士たち。〈日葡辞書〉 どうせい‐あい同性愛】 (homosexuality)同性の者を性的欲望の対象とすること。↔異性愛 ⇒どう‐せい【同性】 とうせい‐うた当世歌タウ‥ 当世に流行する歌。はやりうた。 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐おとこ当世男タウ‥ヲトコ 態度・容姿などが当世風な男。日本永代蔵1「―、見よげにして」 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐おんな当世女タウ‥ヲンナ 態度・容姿などが当世風な女。当世女房。好色五人女3「―の只中、広い京にもまたあるべからず」 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐がお当世顔タウ‥ガホ 当世の人の好むかおつき。好色一代女1「年は十五より十八まで、―は少し丸く」 ⇒とう‐せい【当世】 どうせい‐がっしょう同声合唱‥シヤウ 同声2による合唱。 ⇒どう‐せい【同声】 とうせい‐かぶと当世兜タウ‥ 戦国時代以来、槍・鉄砲の攻撃に即応して形成された兜。当世具足に付属する。これに対して、室町時代以前の構造のものを昔兜むかしかぶとという。 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐ぐそく当世具足タウ‥よろいの一種。室町末期以来行われたもので、歩兵用の胴丸どうまるの形を受けて胴を鉄板製とし、兵器の変化に応じて身体をおおうため各部の小具足を増加すると共に、戦国時代の個人意識の発達につれて、その形は非常に複雑化した。古来の鎧に既に「具足」の名があるので、区別するため「当世」の字が冠せられたが、後には当世具足だけを具足と呼ぶようになった。 当世具足 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐けいざい統制経済】 国家が資本主義的自由経済に干渉したり、これを規制したり、計画化したりすること。雇用統制、賃金統制、軍事的強制労働組織などを含む労働統制、価格統制、配給統制、資材・資金の統制、生産統制などを行う。→計画経済⇒とう‐せい【統制】 とうせい‐しだし当世仕出しタウ‥ (→)当世仕立に同じ。 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐じたて当世仕立タウ‥ 当世風に着物を仕立てること。また、その仕立方。当世仕出し。好色一代女1「弐尺五寸袖の―」 ⇒とう‐せい【当世】 とうせいしょせいかたぎ当世書生気質タウ‥ 坪内逍遥作の小説。1885〜86年(明治18〜19)刊。「小説神髄」で主張した写実主義を実現すべく執筆。兄妹再会の因縁を枠として当時の書生たちの気質と自由放埒な青春を描写。 →文献資料[当世書生気質] とうせいでんえまき東征伝絵巻‥ヱ‥ 鎌倉時代の絵巻。1298年(永仁6)忍性が唐招提寺に施入。六郎兵衛入道蓮行画。5巻。鑑真がんじんの事績を描く。東征絵伝。 とうせい‐にょうぼう当世女房タウ‥バウ (→)当世女に同じ。 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐は統制派】 満州事変期に陸軍部内に形成された一派閥。陸軍省・参謀本部などの幕僚将校を主体とし、財閥・官僚と結んで軍部勢力の伸張および総力戦体制の樹立を目指し、軍部内の統制を主張。皇道派と抗争し、二‐二六事件以後は軍部の主導権を握った。→皇道派 ⇒とう‐せい【統制】 とうせい‐ふう当世風タウ‥ 今の世のはやりの風俗・風習。当世流。いまふう。いまよう。「―の考え」 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐ぼん当世本タウ‥ 当世流行の本。当世向の本。黄表紙、御存商売物「洒落本・袋ざし・壱枚摺そのほかの―をあつめ」 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐むき当世向タウ‥ 当世の流行や好みに適すること。 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐よう当世様タウ‥ヤウ (→)当世風に同じ。狂言、庖丁聟「書き物を見たが大昔・中昔・―と言うて三流れあるが」 ⇒とう‐せい【当世】 とうせい‐りゅう当世流タウ‥リウ (→)当世風に同じ。 ⇒とう‐せい【当世】

広辞苑 ページ 13894 での○胴据わる単語。