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どうとく‐せい【道徳性】ダウ‥🔗⭐🔉
どうとく‐せい【道徳性】ダウ‥
①道徳の本質。
②(Moralität ドイツ)道徳法則にかなっていること。カントは、行為が単に道徳法則に外面的に一致するだけでなく、「道徳法則に対する尊敬」の動機をもって純粋に法則のために「義務から」行われる場合に道徳的価値を認め、適法性から区別した。ヘーゲルの客観的倫理の立場では、道徳性は個人的良心の主観性、すなわち法の外面性に対する内面性であり、総合的な人倫の立場からみれば人倫の一契機にすぎない。→人倫→適法性→道徳法則。
⇒どう‐とく【道徳】
広辞苑 ページ 13928 での【道徳性】単語。