複数辞典一括検索+

○とどのつまり🔗🔉

○とどのつまり 途中にいろいろあったが、つまるところ。結局。とど。 ▷多く、結果が思わしくない場合に使う。 ⇒とど ドドマDodoma】 タンザニア連合共和国中央部の都市。法律上同国の首都だが、多くの首都機能は旧首都のダル‐エス‐サラームに残る。人口20万4千(1988)。 とど‐まつ椴松】 普通にはアカトドマツの称。マツ科の常緑高木。幹高約30メートル、直径1メートルに達する。北海道北部・サハリンに自生。樹皮は灰青色、葉は長さ2〜3センチメートル、裏面に2白条がある。雌雄同株。球果は長楕円状卵形で直立し、突出した赤褐色の苞鱗を具える。幼樹はクリスマス‐ツリーとする。材は建築・器具・製紙原料などに用いる。同属に別種アオトドマツがあり、苞鱗の色は緑に近い。トド。アカトド。ネムロトドマツ。 とどま・る止まる・留まる・停まる】 〔自五〕 進行するはずのものが進行せず、停滞しているのが原義。 ①もとと同じ所にあって動かない。土佐日記「にはかに風浪高ければ―・りぬ」。方丈記「よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつむすびて、久しく―・りたるためしなし」。「現職に―・る」 ②つかえて進まない。とどこおる。西大寺本最勝王経平安初期点「尋思するに暫くも停トドマルことなし」 ③滞在する。宿泊する。源氏物語宿木「はかなく暮れぬれば、その夜は―・り給ひぬ」。「当地に1カ月―・る」 ④あとに残る。残留する。万葉集8「島伝ひい別れゆかば―・れるわれは幣引きいはひつつ君をば待たむ」。源氏物語須磨「をさなく物し給ふが、かくよはひ過ぎぬるなかに―・り給ひて」。「母だけが郷里に―・る」 ⑤停止する。終止する。とまる。宇津保物語菊宴「あて宮にきこえさしてやみなむずる事とおぼすに涙―・らずおもほさる」 ⑥心がそこにひきつけられる。注意がそこに集中する。宇津保物語初秋「この北の方に、上せめて御心―・る」。源氏物語若紫「なべてならずもてひがみたる事好み給ふ御心なれば、御耳―・らむや」 ⑦とりやめになる。中止になる。後拾遺和歌集「花山院歌合せさせ給はむとしけるに―・り侍りにけれど」。大鏡時平「今日の御遊び―・りぬ」 ⑧(他動詞的に)自ら禁ずる。思いとどまる。日葡辞書「ジガイヲトドマル」 ⑨仕留められる。とどめを刺される。曾我物語8「鹿は少しも働かず、二つの矢にてぞ―・りける」 ⑩(そこに)きわまる。それ以上のものはない。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「人の父としては慈に―・り、人の子として孝に―・るといふ」 ⑪その範囲を出ない。「それは感情的反対に―・る」「損害はこれに―・らない」 ⇒止まる所を知らない

広辞苑 ページ 14223 での○とどのつまり単語。