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とみ‐くじ【富籤】🔗🔉

とみ‐くじ富籤】 多数の富札を販売し抽籤ちゅうせんにより賞金の当たる、賭博の一種。江戸時代に流行。富札と同数の番号札を箱に入れ、箱にあけた小孔あなから錐きりを突き入れ、刺さったものを当たり番号として多額の賞金を出し、残額を興行者の収入とした。寺社修理料などをまかなうため寛永(1624〜1644)の頃から公認され、江戸では谷中感応寺・目黒不動・湯島天神を三富さんとみと称した。1842年(天保13)禁止。富突とみつき。福富。見徳けんとく→本富ほんとみ→影富かげとみ。 富突道具 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 富札(1) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 富札(2) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ⇒とみくじ‐さいけん【富籤債券】

広辞苑 ページ 14280 での富籤単語。