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どれ【何】🔗🔉

どれ】 [一]〔代〕 (イヅレの転)いくつかのうちから、これと特定できない物または事を指す語。不定・疑問を表す。 ▷その素性・性質がはっきりしない時には「なに」を使う。また、人には「だれ」、時には「いつ」、場所には「どこ」、数量には「いくつ」「いくら」を使うのが、現代語の原則。二つの物事の中から一つを選ぶ場合には「どちら」を使う。 ①いずれ。どちら。狂言、吟じ聟「大昔・中昔・当風というて三段おぢやるが、―を習やるぞ」 ②どこ。狂言、秀句大名「―から―へ行く人ぞ」 ③だれ。狂言、人馬「―ぞ腰元衆の中を、ひとり、馬にして」 ④(あとに「でも」「より」などを伴う)考えうる範囲内の任意の物または事。「―でも好きなのを選びなさい」「この方法は―よりもうまくいく」 [二]〔感〕 思いたって事をする時、また、相手に動作を促す時に発する語。いざ。いで。どら。狂言、末広がり「―見せさつしやれ」

広辞苑 ページ 14410 での単語。