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○情けは人の為ならずなさけはひとのためならず🔗🔉

○情けは人の為ならずなさけはひとのためならず 情けを人にかけておけば、めぐりめぐって自分によい報いが来る。人に親切にしておけば、必ずよい報いがある。 ▷人に情けをかけるのは自立の妨げになりその人のためにならない、の意に解するのは誤り。 ⇒なさけ【情け】 なさけ‐ば・む情けばむ】 〔自四〕 なさけありげにふるまう。源氏物語夕霧「内々の御心遣ひはこののたまふさまにかなひてもしばしは―・まむ」 なさけ‐びと情け人】 ①なさけ深い人。 ②色を売る人。 ⇒なさけ【情け】 なさけ・ぶ情けぶ】 〔自上二〕 なさけあるようにふるまう。風流めく。源氏物語玉鬘「いと―・び、きらぎらしく物し給ひしを」 なさけ‐ぶか・い情け深い】 〔形〕[文]なさけぶか・し(ク) あわれみぶかい。思いやりがある。深い情じょうがある。また、風流心がある。「―・い主人」 なさけ‐むよう情け無用】 情けをかけても無駄なこと。情けをかける必要はないこと。 ⇒なさけ【情け】 なさけ‐もよう情け模様‥ヤウ なさけありげな模様。粋な模様。 ⇒なさけ【情け】 なさけ‐やど情け宿】 ①親切で人をとめること。また、その宿。 ②恋のとりもちをする宿。あいびき宿。 ⇒なさけ【情け】

広辞苑 ページ 14630 での○情けは人の為ならず単語。