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○名に流るなにながる🔗🔉

○名に流るなにながる その名で世の中に知られる。名高くなる。後撰和歌集「うつろはぬ名に流れたる川竹の」 ⇒な【名】 なに‐なに何何】 [一]〔代〕 列挙する事物が不明な時、また、具体的に挙げる必要のない時にいう語。何と何。どれそれ。「必要なものは―ですか」 [二]〔感〕 ①(文を読みはじめる時や、相手の言葉に問いかける時に発する語)何事か。何だ何だ。狂言、地蔵舞「―、往来の者に宿貸すこと禁制」 ②特にとりあげるほどのことではないと否定する思いで発する語。「―、心配はいらない」 なに‐なら‐ず何ならず】 ①なんというほどでもない。取るに足りない。源氏物語夕顔「なにならぬ御名のりを聞え給はむ」 ②何にもならない。役に立たない。平家物語4「かかるめでたき聖跡なれども、今は―」 なに‐に何に】 何のために。源氏物語末摘花「―のこりなう見あらはしつらん」

広辞苑 ページ 14696 での○名に流る単語。