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なに‐と‐なし【何と無し】🔗🔉

なに‐と‐なし何と無し】 ①なぜということもない。どこともない。枕草子5「何となくすずろにをかしきに」 ②何と取り立てていう程のことはない。平凡である。能因本枕草子木の花は「卯の花は品劣りて何となけれど」 ③何と定まったことがない。何につけてもである。太平記1「天下の事何となく関東の計らひとして」 ④何という目的もない。何とない。狂言、土産の鏡「何となく鏡を見れば」

広辞苑 ページ 14696 での何と無し単語。