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○忍の一字にんのいちじ🔗⭐🔉
○忍の一字にんのいちじ
ただひたすら我慢すること。「―で耐え忍ぶ」
⇒にん【忍】
にん‐のう【人皇】‥ワウ
神代と区別して、神武天皇以後の天皇をいう語。
にん‐のう【仁王】‥ワウ
仁王経の略。
⇒にんのう‐え【仁王会】
⇒にんのう‐ぎょう【仁王経】
⇒にんのう‐こう【仁王講】
にんのう‐え【仁王会】‥ワウヱ
春秋二季または天災・疾疫などの際に、宮中の大極殿・紫宸殿・清涼殿などで、仁王経を講読して鎮護国家・万民豊楽を祈願した勅会。日本では660年に始まる。仁王般若会。仁王道場。仁王講。
⇒にん‐のう【仁王】
にんのう‐ぎょう【仁王経】‥ワウギヤウ
仏典の一つ。不空訳「仁王護国般若波羅蜜多経」(2巻)、または鳩摩羅什くまらじゅう訳「仁王般若波羅蜜経」(2巻)の略称。護国安穏のためには般若波羅蜜多を受持すべきことを説く。日本では鎮護国家の三部経の一つとして法華経・金光明経とともに古くから尊重される。仁王般若経。
⇒にん‐のう【仁王】
にんのう‐こう【仁王講】‥ワウカウ
(→)仁王会に同じ。
⇒にん‐のう【仁王】
にん‐ば【人馬】
⇒じんば
にん‐ばつ【人罰】
人から受ける罰。人の罰。浄瑠璃、娥かおよ哥かるた「嬉しいお詞を無下にしたる―にて左京めに捨てられ」
にん‐ぴ【認否】
みとめることとみとめないこと。みとめるかみとめないか。「罪状―」
にんぴ‐ちく【人皮畜】
(人の皮を着た畜生の意)ひとでなし。人畜にんちく。人畜生。人皮畜生。
ニンヒドリン【ninhydrin】
分子式C9H6O4 無色ないし淡黄色の有毒結晶。水溶液をアミノ基をもつ物質と共に加熱すると青紫色を呈する(ニンヒドリン反応)ことから、これらの検出に用いられる。
にん‐ぴにん【人非人】
(人であって人でない意)
①〔仏〕天竜八部衆の総称。特に、そのうちの緊那羅きんならの別称。
②人間以下のもの。特に、人の道にはずれたことをする人間。ひとでなし。平家物語1「この一門にあらざらん人は、皆―なるべし」
にんぴん‐づけ【にんぴん漬】
魚や鶏肉を素揚げか衣揚げにして、合せ酢に漬けたもの。かぴたん漬。
ニンフ【nymph】
①(Nymphē ギリシア)ギリシア神話に出てくる山野・河川・樹木・洞穴などの精霊。若くて美しい女性の姿で、歌と踊りを好む。長寿であるが不死ではない。妖精。
②不完全変態をする昆虫の幼虫。若虫わかむし。
にん‐ぷ【人夫】
①公役に徴用された人民。夫役ぶやくを課せられた人民。
②力仕事に従事する労働者。人足。
にん‐ぷ【任符】
国司に任ずることを命じた公文書。
にん‐ぷ【妊婦】
妊娠している女性。
にんぺい【仁平】
(ニンビョウ・ニンヒョウ・ニンヘイとも)[後漢書]平安後期、近衛天皇朝の年号。久安7年1月26日(1151年2月14日)改元、仁平4年10月28日(1154年12月4日)久寿に改元。
にん‐べつ【人別】
①人ごとにすること。人ごとに割り当てること。また、各人に割り当てた租税。日葡辞書「ニンベッヲカクル」
②人別帳の略。誹風柳多留23「―をめでたいことで抜けるなり」
⇒にんべつ‐あらため【人別改】
⇒にんべつ‐ちょう【人別帳】
にんべつ‐あらため【人別改】
(→)人数改にんずあらために同じ。
⇒にん‐べつ【人別】
にんべつ‐ちょう【人別帳】‥チヤウ
江戸時代の戸籍簿。→宗門人別帳
⇒にん‐べつ【人別】
にん‐べん【人偏】
漢字の偏の一つ。「仁」「伊」などの偏の「亻」の称。
にん‐ぽう【人法】‥ポフ
〔仏〕
①個人存在とそれを構成しているもろもろの法(ダルマ)。
②衆生しゅじょうと教え。
にん‐ぽう【忍法】‥パフ
忍者の術。忍術の法。
ニンポー【寧波】
(Ningbo)中国浙江省北東部の沿海港湾都市。1842年南京条約により開港。遣唐使派遣時より日中交通の要地として知られた。人口156万7千(2000)。ねいは。
⇒ニンポー‐の‐らん【寧波の乱】
⇒ニンポー‐ぶつが【寧波仏画】
ニンポー‐の‐らん【寧波の乱】
1523年(大永3)明の寧波で、細川・大内氏のそれぞれが派遣した遣明船の関係者間で起きた争乱事件。この後、大内氏が遣明船貿易の主導権を握った。
⇒ニンポー【寧波】
ニンポー‐ぶつが【寧波仏画】‥グワ
宋・元代に寧波地方で描かれた仏画。輸出と民間の需要に応えるために制作され、図像の類型化、細部の装飾性などが特徴。鎌倉時代の日本にも大きな影響を与える。
⇒ニンポー【寧波】
ニンマ‐は【ニンマ派】
(rÑiṅma ba)チベット仏教の古派。8世紀後半、吐蕃のティソンデツェン王に招かれてチベットに入ったインドの密教行者パドマサンバヴァ(グル‐リンポチェ)を宗祖とする。チベットの民族宗教とも混淆し、出家の戒を受けない在家の密教行者によって伝えられた。紅帽派。紅教。寧瑪派。
にんまり
自分の思いどおりだと内心満足して笑いをうかべるさま。
にん‐みゃく【任脈】
漢方で、会陰から腹部、胸部の中央から眼に通じる経脈。人命を断つべき急所。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「目は働けど息切れに―絶ゆる両眼より」
⇒にんみゃく‐すじ【任脈筋】
にんみゃく‐すじ【任脈筋】‥スヂ
(→)任脈に同じ。
⇒にん‐みゃく【任脈】
にん‐みょう【人名】‥ミヤウ
江戸時代、讃岐塩飽しわく諸島で成員権を持つ者の称。一般農村の本ほん百姓に相当。人名株を持つ者が、幕府御用の舟方として加子かこ役を負担する代償に田畑の領知権と漁業権を保障され、島役人の選出に参加。
にん‐みょう【人命】‥ミヤウ
人の命。人間。人類。
にんみょう‐てんのう【仁明天皇】‥ミヤウ‥ワウ
平安初期の天皇。嵯峨天皇の第2皇子。名は正良まさら。御陵に因んで深草帝とも。(在位833〜850)(810〜850)→天皇(表)
にん‐みん【人民】
⇒じんみん。平家物語7「―こらへずして、山野に皆逃散す」
にん‐む【任務】
自分の責任として課せられたつとめ。「―を果たす」
にん‐めい【任命】
官職に任ずること。職務を命ずること。「大使に―する」
にん‐めん【人面】
⇒じんめん。「―獣心」
にん‐めん【任免】
任官と免官。任命と免職。「―権」「―黜陟ちゅっちょく」
にん‐よう【任用】
職務に任じて採用すること。役目を与えて働かせること。「本官に―する」「―試験」
にん‐よう【妊孕】
みごもること。妊娠。
にん‐よう【認容】
みとめゆるすこと。容認。
にん‐りょう【任料】‥レウ
官位を得るために出す金銭。
にん‐りょく【妊力】
みごもる力。妊娠可能の体力。
広辞苑 ページ 15129 での【○忍の一字】単語。