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にんな‐じ【仁和寺】‥ワ‥🔗🔉

にんな‐じ仁和寺‥ワ‥ 京都市右京区御室おむろにある真言宗御室派の総本山。光孝天皇の勅願により888年(仁和4)宇多天皇が創建し、落飾後住居としたため御室御所と称した。代々法親王が入寺し、門跡寺院の首位にあった。現在の堂宇は16〜17世紀の再建。本尊阿弥陀三尊像・三十帖冊子などを所蔵。桜の名所。 仁和寺 五重塔 撮影:新海良夫 ⇒にんな【仁和】

にん‐にく【葫・大蒜】🔗🔉

にん‐にく葫・大蒜】 ユリ科の多年草。二年生作物として栽培。ネギ・ニラなどと同属。西アジア原産といわれる。栽培は東西ともに古い。地下の鱗茎の内部は数個の小球から成り、薬用成分を含み、臭気が強い。食用・香辛料、また強壮薬とする。古名、おおびる。ガーリック。〈[季]春〉。文明本節用集「荵蓐、ニンニク」 にんにく

にん‐にく【忍辱】🔗🔉

にん‐にく忍辱】 〔仏〕六波羅蜜ろくはらみつの一つ。もろもろの侮辱・迫害を忍受して恨まないこと。宇津保物語俊蔭「しかあれば―の心を思ふともがらにあらず」 ⇒にんにく‐の‐けさ【忍辱の袈裟】 ⇒にんにく‐の‐ころも【忍辱の衣】

にんにく‐の‐けさ【忍辱の袈裟】🔗🔉

にんにく‐の‐けさ忍辱の袈裟】 忍辱の心があらゆる外障から身を守ることを、袈裟にたとえていう語。のちには、単に袈裟のことをもいう。謡曲、葵上「不浄を隔つる―」 ⇒にん‐にく【忍辱】

にんにく‐の‐ころも【忍辱の衣】🔗🔉

にんにく‐の‐ころも忍辱の衣(→)「にんにくのけさ」に同じ。栄華物語玉台「―を身に着つれば」 ⇒にん‐にく【忍辱】

にん‐にょう【人繞】‥ネウ🔗🔉

にん‐にょう人繞‥ネウ 漢字の繞にょうの一つ。「元」「兄」などの繞の「儿」の称。

にん‐にん【人人】🔗🔉

にん‐にん人人】 めいめい。風姿花伝「これ―心心の花なり」 ○忍の一字にんのいちじ ただひたすら我慢すること。「―で耐え忍ぶ」 ⇒にん【忍】

にん‐のう【人皇】‥ワウ🔗🔉

にん‐のう人皇‥ワウ 神代と区別して、神武天皇以後の天皇をいう語。

広辞苑 ページ 15129