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○糠に釘ぬかにくぎ🔗🔉

○糠に釘ぬかにくぎ 手ごたえなく効目ききめのないことのたとえ。意見しても効果のないことなどにいう。 ⇒ぬか【糠】 ぬか‐ぬか‐と 〔副〕 不意に現れ出るさま。つかつかと。浄瑠璃、栬狩剣本地「茨菰おもだか次郎―出で」 ぬか‐ば板歯】 上あごの前歯。むかば。 ぬか‐ばえ糠蠅‥バヘ ①ヌカカの別称。 ②ウンカの別称。〈[季]秋〉 ぬか‐ばたらき糠働き】 労して効のないこと。むだぼねおり。骨折り損。徒労。 ぬか‐ぶくろ糠袋】 糠を入れた布製の小さい袋。入浴の時、肌をこすって洗う。また、板張りなどのつや出しに用いる。幸田露伴、天うつ浪「女主人あるじは―の糸を口にしつゝ、手拭をはたりと一度鳴らして」 ぬか‐ぶるい糠篩‥ブルヒ 糠をふるい分けるのに使う、目のこまかい篩ふるい。糠簁ぬかどおしぬか‐ぼ糠穂】 (花を糠にたとえた名)イネ科の一、二年草。高さ約30センチメートル。原野・路傍に多い。5月頃細かく分枝した穂に芒のぎのない細花を多数つける。 ぬか‐ぼし糠星】 ①(糠のようにこまかく見えるからいう)晴夜の大空に見える多くの小さい星。星屑。「―の影となる身を起伏して」(一茶) ②兜の鉢の小さい星形の金具。 ぬか‐みそ糠味噌】 糠に塩水などを加えてねったもの。桶やかめに貯え置いて、野菜などを漬けるのに用いる。 ⇒ぬかみそ‐くさ・い【糠味噌臭い】 ⇒ぬかみそ‐じる【糠味噌汁】 ⇒ぬかみそ‐づけ【糠味噌漬】 ⇒ぬかみそ‐にょうぼう【糠味噌女房】 ⇒糠味噌が腐る

広辞苑 ページ 15144 での○糠に釘単語。