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のうし【直衣】ナホシ🔗🔉

のうし直衣ナホシ (気分を直す衣、平常服の意)「直衣の袍ほう」の略。平安時代以来、天子・摂家以下公卿の平常服。大臣家の公達きんだちと三位以上は勅許を得れば直衣のままで参内できた。形状は衣冠の袍と全く同様であるが、衣冠とちがって位袍ではないため当色とうじき以外の色を用いた。平安時代の女房の物の具の略装も女房の直衣という。雑袍ざっぽう。のうしのころも。すそづけのころも。 直衣 ⇒のうし‐しょうぞく【直衣装束】 ⇒のうし‐すがた【直衣姿】 ⇒のうし‐の‐ころも【直衣の衣・襴衫】 ⇒のうし‐はじめ【直衣始】

広辞苑 ページ 15343 での直衣単語。