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○灰返るはいかえる🔗🔉

○灰返るはいかえる (→)「灰おくる」に同じ。枕草子163「えびぞめの織物、灰かへりたる」 ⇒はい【灰】 ばいか‐おうれん梅花黄連‥クワワウ‥ キンポウゲ科の多年草。山地に自生。葉は長柄あり、5個の小葉から成る。4月頃、白色5弁の1花を開く。花後細長い袋果を輪生状につける。ゴカヨウオウレン。 ばいかおうれん ⇒ばい‐か【梅花】 はい‐かか・る這ひ掛るハヒ‥ 〔自四〕 はってまつわりつく。能因本枕草子あはれなるもの「荒れたる家にむぐら―・り」 はい‐かき灰掻きハヒ‥ ①灰ならし。灰おさえ。 ②焼跡の灰を掻いて始末すること。また、その人。 はいか‐きょう拝火教‥クワケウ 火を神化して崇拝する信仰の総称。特に、ゾロアスター教の称。 はい‐がく廃学】 学業を中途でやめること。学校を中途で退くこと。 ばい‐かく陪客】 ①相伴する客人。陪賓。 ②客の相手となること。 ばい‐がく倍額】 2倍の金額。2倍の価格。「―保険」 はい‐かぐら灰神楽ハヒ‥ 火気のある灰の中に、湯・水などをこぼしたとき、灰の舞いあがること。「―が立つ」 はい‐かく・る這ひ隠るハヒ‥ 〔自下二〕 はうようにして逃げ隠れる。ひそみかくれる。源氏物語帚木「深き山里、世ばなれたる海づらなどに―・れぬかし」 ばいか‐こう梅花香‥クワカウ ①丁子・白檀・梅花などを刻み合わせた練香。梅花の香に似ているのでいう。 ②(→)「梅花の油」に同じ。好色一代女6「―の雫をふくませ」 ⇒ばい‐か【梅花】 はい‐ガス排ガス】 排気ガスの略。「―規制」 はい‐かずき灰被きハヒカヅキ ⇒はいかつぎ はい‐がち灰勝ちハヒ‥ 炭火などが燃えるにしたがって、火よりも灰の方が多くなること。枕草子1「火桶の火も白き―になりてわろし」 はい‐かつぎ灰被ぎハヒ‥ ①炭火などが燃えるにしたがって白い灰におおわれること。 ②炻器せっきを焼くとき、ふりかかった灰が熱のために溶着し、蒼黄色などに変色したもの。信楽しがらき・丹波・備前などの焼物に多い。 ③中国宋・元代に作られた天目の一種。釉うわぐすりの様子が、茶碗に灰が被かぶったかのように見えるもの。日本で室町後期以降、珍重。 はい‐かっしょく灰褐色ハヒ‥ 灰色がかった褐色。 ばいか‐つつじ梅花躑躅‥クワ‥ ツツジ科の落葉低木。本州・四国・九州の里山に自生。高さ1〜2メートルでよく分枝し、枝先に長さ3〜5センチメートルの楕円形の葉を輪生状につける。初夏に葉の集まりよりやや下部に、梅花を思わせる小形の白色花を下向きにつける。花冠は深く5裂し、紅紫色の斑点が目立つ。 ⇒ばい‐か【梅花】 はい‐かつりょう肺活量‥クワツリヤウ 深く息を吸った後、それを吐く時に排出し得る空気の量。肺の全気量から残気を引いた量に当たる。日本の成年男子で平均約3500ミリリットル。 ⇒はいかつりょう‐けい【肺活量計】 はいかつりょう‐けい肺活量計‥クワツリヤウ‥ 肺活量を測る装置。水に沈めた円筒中に息を吹き込み、円筒を浮き上がらせて、目盛を読む。近年は、呼吸器流量計を用いて気流量を電気的に測定し、ガス量を求める。 ⇒はい‐かつりょう【肺活量】 はいか‐どうめい排貨同盟‥クワ‥ 排貨を目的とする同盟。ボイコット。 ⇒はい‐か【排貨】 ばいか‐の‐あぶら梅花の油‥クワ‥ 梅花香を蝋ろう・胡麻油などで練った頭髪用の水油。 ⇒ばい‐か【梅花】 はい‐かぶり灰被りハヒ‥ シンデレラのこと。 ばいか‐ほう梅花方‥クワハウ 薫物たきものの一種。沈香じんこう・丁子ちょうじ・貝香かいこう・甘松かんしょう・麝香を練り合わせて梅の香とする。→練香ねりこう⇒ばい‐か【梅花】 はいが‐まい胚芽米】 精米の際、精白度をおさえ、胚芽を残してある米。ビタミンBなどを含み、栄養価が高い。芽付米。 ⇒はい‐が【胚芽】 ばいか‐も梅花藻‥クワ‥ キンポウゲ科の水生多年草。山地の流水中に自生。葉は細く分裂して糸状をなす。7月頃、長い花柄を水面上に出し、梅花に似た白色5弁の小花を開く。ウメバチモ。 ⇒ばい‐か【梅花】 ハイ‐カラhigh collar】 (「たけの高い襟」の意) ①西洋風を気どったり、流行を追ったりすること。また、その人。皮肉って「灰殻」を当てる。幸田露伴、天うつ浪「銭のある時は―になり銭の無い時は蛮カラ」→蛮カラ。 ②洋風でしゃれていること。「―なネクタイ」 ③日本髪に対して、西洋風の婦人の束髪。 パイカル白乾児】 (中国語)コーリャンを主材料にした中国北部の蒸留酒。白乾。 バイカル‐こバイカル湖】 (Baikal)ロシア、シベリア南東部にある南北に細長い大淡水湖。長さ636キロメートル、水面標高456メートル、面積3万1500平方キロメートル。世界一深い湖で、最大深度1620メートル。透明度は40メートルを超え、世界一級。断層で生じた地溝湖。12月〜5月は氷結。世界遺産。 バイカル湖 提供:JTBフォト ばいか‐ろう売花郎‥クワラウ (画題)昔、中国に旦郎という農夫がいて、小玉という美貌の妻の姿を絵に描いたものを前に置いて耕作したが、ある時、風によってその絵が宮中に飛び、帝王に見られ、小玉は宮中に召された。旦郎は慕って花を荷になって宮中に赴いたという故事。古来、漢画の好題材とされた。 ばいか‐ろう売貨郎‥クワラウ 中国の玩具行商人。屋台に美しい玩具を飾って売り歩く姿に童児を配して画題とする。 はい‐かん拝官‥クワン 官に任ずること。また、官に任ぜられること。平家物語1「主上明年御元服、御加冠―の御定めの為に」 はい‐かん拝観‥クワン 見ることの謙譲語。つつしんで見ること。「寺宝を―する」「―料」 はい‐かん背汗】 背に冷汗をかくこと。恥じ入るさまにいう。 はい‐かん肺肝】 ①肺臓と肝臓。 ②心の奥底。心底。 ⇒肺肝を出す ⇒肺肝を摧く はい‐かん肺患‥クワン 肺の病気。肺病。 はい‐かん配管‥クワン 水道・ガスなどの管を配置すること。「―工」 はい‐かん排陥】 人を排斥しおとしいれること。 はい‐かん廃刊】 定期刊行物の刊行を廃止すること。 はい‐かん廃官‥クワン 官を廃止すること。また、その官。 はい‐かん廃艦】 艦籍から除くこと。廃棄した軍艦。 はい‐かん稗官‥クワン ①低い官職。小役人。 ②昔、中国で民間の風聞を集めて王に奏上した役。「―小説」→稗史 はい‐がん拝顔】 人に会うことの謙譲語。拝眉はいび。拝芝はいし。「―の栄に浴する」 はい‐がん肺癌】 肺に発生する癌腫。呼吸障害・咳・血痰けったん・胸痛などを来し、しばしば脳・副腎などへ転移。 ばい‐かん売官‥クワン 官職を売ること。日本では平安時代を中心に国費の不足を来した結果、公務の執行を請け負う者から任料を取ってその官職を授けた。→成功じょうごう→重任ちょうにん→売位 ばい‐かん陪官‥クワン お供をする官吏。 ばい‐かん陪観‥クワン 目上の人に従って共に見ること。 ばい‐かん買官‥クワン 身分・功績等により与えられる官職を、金銭を支払って手に入れること。 はい‐かんさいぼう胚幹細胞‥バウ (→)胚性幹細胞に同じ。

広辞苑 ページ 15535 での○灰返る単語。