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は・く【佩く・帯く・着く・穿く・履く】🔗🔉

は・く佩く・帯く・着く・穿く・履く】 〔他五・下二〕 ①(多く「佩く」と書く)腰につける。さす。帯びる。古事記「やつめさす出雲建いずもたけるが―・ける太刀つづら多纏さわまきさ身なしにあはれ」「一つ松人にありせば太刀―・けましを」 ②《穿》腰から下の部分を覆う衣類を身につける。うがつ。「ズボンを―・く」 ③《履》下駄・靴・足袋たび・靴下などを、足先につける。万葉集9「髪だにも掻きは梳らず履くつをだに―・かず行けども」。源氏物語浮舟「わが沓を―・かせて、自らは供なる人々のあやしきものを―・きたり」。天草本伊曾保物語「足袋を―・き」 ④弦を弓にかける。万葉集14「陸奥の安太多良あだたら真弓はじき置きて反らしめきなば弦つら―・かめかも」。万葉集2「梓弓弦緒つらお取り―・け引く人は」

広辞苑 ページ 15652 での佩く単語。