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○畑に蛤はたけにはまぐり🔗⭐🔉
○畑に蛤はたけにはまぐり
求めようとしても手に入り難いこと、また、見当違いなことのたとえ。「木によりて魚を求む」と同意。
⇒はたけ【畑・畠】
はたけ‐ふ【畑生】
畑の麦・粟などの生えている所。林葉和歌集「―に麦の秋風ふき立ちぬ」
⇒はたけ【畑・畠】
はたけ‐もの【畑物】
畑に作るもの。はたもの。
⇒はたけ【畑・畠】
はたけ‐やま【畑山】
畑のある山。はたやま。
⇒はたけ【畑・畠】
はたけやま【畠山】
姓氏の一つ。
①中世、武蔵国の豪族。桓武平氏の支流。
②足利氏の支族。三管領の一家。
⇒はたけやま‐しげただ【畠山重忠】
⇒はたけやま‐まさなが【畠山政長】
⇒はたけやま‐よしなり【畠山義就】
はたけやま‐しげただ【畠山重忠】
鎌倉前期の武将。源頼朝の臣。武蔵国畠山荘の人。荘司二郎と称。戦功多く、また徳望があった。北条時政に疑われ、北条義時に討たれた。(1164〜1205)
⇒はたけやま【畠山】
はたけやま‐まさなが【畠山政長】
室町中期の武将。畠山持国の養子となったが、持国に実子義就が生まれたため、家督を争い、細川勝元の助けを得、応仁の乱の発端を作った。のち幕府の管領となったが敗死。(1442?〜1493)
⇒はたけやま【畠山】
はたけやま‐よしなり【畠山義就】
室町中期の武将。持国の子。持国の養子政長と対立し、山名宗全に頼って応仁の乱の発端を作った。( 〜1490)
⇒はたけやま【畠山】
はだ・ける【開ける】
〔自他下一〕[文]はだ・く(下二)
(古くは清音)
①大きく広げる。ひらく。太平記10「大手を―・けて追ひける間」。日葡辞書「テアシ(手足)ヲハタクル」
②着衣の合せ目がひらく。「着物の前が―・ける」「胸を―・ける」
はた‐ご【旅籠】
①旅行の時、馬の飼料を入れた籠。〈倭名類聚鈔14〉
②旅行用の食物・雑品を入れる器。また、その食物。宇津保物語吹上上「―ふたかけに道の程のもの入れて」
③「はたごや」の略。
④「はたごせん」の略。
⇒はたご‐うま【旅籠馬】
⇒はたご‐せん【旅籠銭】
⇒はたご‐ちん【旅籠賃】
⇒はたご‐どころ【旅籠所】
⇒はたご‐ぶるい【旅籠振い】
⇒はたご‐ぶるまい【旅籠振舞】
⇒はたご‐や【旅籠屋】
はだ‐こ【肌衣】
丈の短い労働服。はだっこ。
はたご‐うま【旅籠馬】
「はたご」2を負って運ぶ馬。はたごのうま。宇津保物語吹上上「―は嵯峨の院に」
⇒はた‐ご【旅籠】
はだ‐ごえ【肌肥】
播種の際、種子と共に肥料を施すこと。また、その肥料。
はだ‐ごころ【肌心】
肌に感ずる心持。はだざわり。
はたご‐せん【旅籠銭】
宿屋の宿泊料および食費。やどせん。宿料。
⇒はた‐ご【旅籠】
はだ‐こそで【肌小袖】
小袖を重ねて着る時、最下に着る小袖。三人法師「練貫ねりぬきの―」
はたご‐ちん【旅籠賃】
(→)「はたごせん」に同じ。
⇒はた‐ご【旅籠】
はたご‐どころ【旅籠所】
旅行の途中で、荷物を下ろして休み、または食事などをした所。蜻蛉日記上「―とおぼしき方より」
⇒はた‐ご【旅籠】
パタゴニア【Patagonia】
南米大陸南端、アルゼンチンとチリにまたがる台地。国境をなすパタゴニア‐アンデスからは多数の氷河が流下。チリ側は湿潤で森林が発達しているが、アルゼンチン側は乾燥しており牧羊業や石油・天然ガス資源の開発が盛ん。
はたご‐ぶるい【旅籠振い】‥ブルヒ
(→)「はたごぶるまい」に同じ。宇津保物語祭使「―のあるじする日」
⇒はた‐ご【旅籠】
はたご‐ぶるまい【旅籠振舞】‥マヒ
旅立ちまたは旅行から無事に帰ったときに催す祝宴。
⇒はた‐ご【旅籠】
はたご‐や【旅籠屋】
旅人を宿泊させるところ。やどや。たびや。旅人宿。旅館。
⇒はた‐ご【旅籠】
はた‐ざお【旗竿】‥ザヲ
①旗を掲揚するために用いる竿。
②アブラナ科ハタザオ属植物の総称。ヤマハタザオ・イワハタザオ・ハマハタザオなど。その一種ハタザオは、海岸の砂地や草原に自生する一年草。茎は直立して高さ30〜90センチメートル。葉は無柄で茎をだく。春・夏の頃、長い総状花序を出し小さな白色の十字花を配列。果実は細長いさや(角果)となる。南芥菜。
はた‐さく【畑作】
畑に作物をつくること。また、その作物。はたつくり。
はた‐さし【旗指・旗差】
①軍陣で、主人の旗を持つ従者。はたもち。旗手。平家物語7「まづ―を先だてて白旗をさしあげたらば」
②旗指物の略。
はた‐さしもの【旗指物】
(→)指物さしもの1に同じ。浄瑠璃、源平布引滝「山の手に色々の―」
はた‐さはちろう【秦佐八郎】‥ラウ
細菌学者。島根県生れ。北里研究所員、慶大教授。ペスト菌を研究。ドイツに留学中エールリッヒと共に梅毒の治療薬サルバルサンを合成。(1873〜1938)
⇒はた【秦】
はだ‐さむ【肌寒】
秋深くなって肌に少し寒さを感じること。〈[季]秋〉
はだ‐さむ・い【肌寒い】
〔形〕[文]はださむ・し(ク)
肌に少し寒く感じる。源氏物語桐壺「野分たちてにはかに―・き夕暮の程」。「―・きはじめや星の別れより」(乙由)
はだ‐ざわり【肌触り】‥ザハリ
肌にふれる時の感じ。「さらっとした―」
はた‐し【旗師】
投機取引をする商人。はたあきない。
はだし【跣・裸足】
(ハダアシ(肌足)の約)
①履物をはかずに地上を歩くこと。〈新撰字鏡2〉。「―でゆく」「たび―」
②履物・靴下などをはかない足。素足。〈[季]夏〉
③(はだしで逃げる意から)とても及ばないこと。負けること。顔負け。好色一代女1「きのふの和布刈めかりの脇は高安たかやす―と誉め」。「玄人―」
⇒はだし‐たび【跣足袋】
⇒はだし‐まいり【跣参り】
⇒跣で逃げる
はたし‐あい【果し合い】‥アヒ
決闘をすること。
はたし‐あ・う【果し合ふ】‥アフ
〔他四〕
互いに恨みのある者が死を期して戦う。決闘をする。
はたし‐じょう【果し状】‥ジヤウ
果し合いを申し込む書状。決闘状。男色大鑑「―をしたため」
はた‐した【旗下】
旗頭はたがしらの下に直属すること。また、その人。麾下きか。はたもと。〈文明本節用集〉
はだし‐たび【跣足袋】
①じかに土を踏むように底を厚く作った足袋。
②(→)地下足袋じかたびに同じ。
⇒はだし【跣・裸足】
はたし‐て【果して】
〔副〕
①思っていたように。案の通りに。大唐西域記長寛点「王の還りたまふとき、果ハタシテ禍とがを構ふる者有りて」。「―失敗した」
②(疑問・仮定の語を伴って)まことに。ほんとうに。その言の通りに。「―彼の言う通りなら」「―どうなるか」
広辞苑 ページ 15807 での【○畑に蛤】単語。